2018年1月 2日 (火)

2018年 初日の出 
NewYear's Sunrise 2018

   あけまして
   おめでとう
   ございます

それではお正月恒例の2018年初日の出です。

今年は場所を少し西の方に変えて、
新幹線の新神戸駅北東の熊内八幡宮近くに
初日の出を写しに行きました。


今年は南の空に雲があり、日の出の予測時間午前7時5分になっても朝日らしい光が見えません。
少し明るくなってきました。
午前7時13分

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午前7時16分

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午前7時18分

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午前7時21分
太陽が見えてきました。

18_7_21



午前7時23分
多分初日の出といっていいのでしょう。

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午前7時24分
上の雲に消えていきます。

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午前7時26分

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2017年12月26日 (火)

斑入りクチナシの実
Gardenia jasminoides variegata

何年も花を咲かせなかった斑入りクチナシ(梔子,巵子,支子:Gardenia jasminoides variegata:アカネ科クチナシ属)が我が家にはあります。


Gardeniajasminoides6


Gardeniajasminoides7


Gardeniajasminoides8


花を咲かせるために肥料を工夫したり、逆にやらなかったりしましたが、全く変りありませんでした。
このクチナシの土壌は水はけのよい野草向きの土壌で、さらに地面から30cm以上高くなっています。
それがいけなかったようで、葉も少ししかつけませんでした。

3年前にクチナシは「水を含みやすい肥沃土壌を好む」という性質を知り、夏から秋にかけて、毎日たっぷり水をやっていました。

一昨年やっと1輪咲き、昨年は数輪、今年も10輪ほど花をつけました。
6月頃の白と緑の斑入り葉ではなく、秋を過ぎる頃には落ち着いた緑とクリーム色の組み合わせになってきます。
私はこの色合いが一番美しいと思います。

そして先日、その斑入り葉の中に赤い実が付いていることに気がつきました。
一段と美しい風景を構成しています。

果実はオレンジ色で、その先に6枚の萼片が最終的な姿に変化し、引き延ばされて針状に付いています。
果実にははっきりとした稜が縦に走っています。

クチナシ属は1750年頃に中国から英国に紹介されたと言われています。
主に熱帯に約250種が分布し、このクチナシはベトナム、ミャンマー、インド、中国南部、台湾、日本に分布しています。
日本では静岡県以西、四国、九州、南西諸島の森林に自生しています。

和名のクチナシは果実が熟しても裂開しないことからつけられたという説や、蛇を意味するクチナワの梨(ヘビしか食べない梨)をつける木に由来するという説があります。

英名はcape jasmineやcape jessamineですが、南アフリカの喜望峰原産と信じられていたからです。

属名のガーデニアは英国生まれで、米国サウス・カロライナ、チャールストンに住んだ医師で植物学者のガーデン(Alexander Garden:1730–1791)さんに因みます。ガーデンさんはさまざまなモクレンやクチナシの発見に関係しました。
種小名ジャスミノイデスは「ジャスミンのような」という意味です。

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2017年12月 8日 (金)

正真正銘秋咲きスノードロップ 
Galanthus ssp.

これまでガランサス・ エルウイシイ・モノスティクツス(Galanthus elwesii var. monostictus:ヒガンバナ科ガランツス属)と紹介していた中に新種(Galanthus ssp.:ヒガンバナ科ガランツス属)が紛れ込んでいたようです。
10月末から咲きだしました。


Galanthusssp1_2


Galanthusssp2


Galanthusssp4


Galanthusmonostictus13

12月24日のガランサス・ エルウイシイ・モノスティクツス。内花披の模様の色の濃さが違います。
この写真を撮った時には上3枚のガランサスの花は枯れていました。



一昨年10月末から咲いているスノードロップ(ガランサス:Galanthus elwesii)を紹介しました。
そのブログの画像の中に、内花披の緑の文様(apical mark)の雰囲気が違ったものが混ざっていることに気がつきました。
このモノスティクツスという変種名は「模様が1つの」という意味で、典型的なガランサス・ エルウイシイと違って内花披の緑マークが一つしかありません。

この早咲きスノードロップも模様が一つしかありません。
しかし内花披全体に広がり、それも薄く広がっていますので、ガランサス・ エルウイシイ・モノスティクツスではないのではないかと思うようになりました。。

そう言えば何年か前、園芸店でやたらと早く咲いていたスノードロップ(ガランサス・ エルウイシイ)があり、それを買って帰ったことがありました。
それを疑いもなくモノスティクツスだと思い込んでいたので、12月咲きのスナードロップのそばに植えました。

それが一昨年10月末に咲いたのではないかと考えています。
先ほど書きましたが、内花披の緑マークが薄く広がっているのが特徴です。
昨年はそれに気づきませんでしたが、今年早く咲いたものを見ていて違和感を感じ、よく見直したら、違っていると結論づけることができました。

スノードロップは学問的には2枚の葉の出方や緑マークで区別されます。
しかし交配種(hybrida)や園芸種は咲く時期でも区別されています。

花の時期で

  季  節        北半球
    秋         10月〜11月
 非常に早期      11月〜12月 
   早  期        12月〜 1月
   最盛期        1月末〜2月
   遅  期        2月末〜3月 
   最遅期        3月〜4月

となっています。 
とすれば「非常に早期」咲きより早い「秋」咲きと言えば良いのでしょう。 

ガランサス・ エルウイシイの園芸種で、'Mrs Macnamara'、 'Peter Gatehouse'、'Remember Remember'などが「非常に早期」「早期」に咲く種類として知られています。
これらとは違ってたガランサス・ エルウイシイの中の変異種であろうと思います。

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2017年12月 5日 (火)

秋咲きムスカリ 
Muscari vuralii

ムスカリ・ウラリイ(Muscari vuralii:ムスカリ属)がこんなに早く咲きました。


Mvuralii1


Mvuralii4


Mvuralii2


Mvuralii3


ムスカリ・ウラリイは2009年に公表されたばかりのトルコに自生するムスカリで、ディスコロル亜属に属すと考えられています。

トルコ中央部アナトリア平原のカラマン地方(Karaman province)のサリベリレ(Sarıveliler)地域の限られた地域に自生しています。
海抜1950mほどの山地の瓦礫地で見られるようです。
絶滅危惧種で、現地では1000株ほどしかないといわれています。

ムスカリ・コエレスタ(Muscari coeleste )や ムスカリ・マクベアティナヌム(Mascara macbeathianum)に近縁ですが、ムスカリ・ウラリイには小球根の時期があり、また花茎も短く、上部の花に稔性があったりする点で異なっています。
小球根の時の葉数は少なく、2〜5枚の細長い葉しかつけません。

花茎は5cmほどで、花も10数花しかつけません。
花は濃い青紫で、開口部の白い覆輪は幅があり、裂片はムスカリにすると大きく、カーブして開いています。
上部の花はブルーが一般的ですが、白いものもあります。
花にはかすかに香りがします。

現地では、開花は4月から5月ということなので、遅咲きのムスカリということになります。
今の時期に咲いたのは、どういう理由なのか分かりません。来年はいつ咲くのか楽しみです。

葉は濃緑色で、長さ10cmほどでです。
アルメニアムクのように線形で丸く巻いています。そして地面に接して旋回して展開します。

野生状態では絶滅危惧種ですが、園芸的には育てやすく、よく増えるそうです。
夏は乾燥するような水はけのよい用土を好み、地植えには向いていません。

種小名はトルコの現役の植物学者メシト・ウーラル(Mecit Vural:1948〜)さんに由来します。

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2017年5月 6日 (土)

細葉のアキス 
Acis trichophylla

アキス・トリコフィラ(Acis trichophylla: ヒガンバナ科)が咲いています。


Acistrichophylla7


Acistrichophylla8


Acistrichophylla9


Acistrichophylla10


アキス属は英国の植物学者ソールズベリー(Richard Anthony Salisbury:1761–1829)さんによって、1809年にスノーフレークで知られるリューコジュウム(レウコユム,Leucojum)属から分割された属です。
1880年代になり、再びリューコジュウム属にまとめられましたが、2004年に葉に幅があり、花被片に緑の模様があるリューコジュウム属の特徴を持つ2種を残して、そうではない9種がアキス属へ再分類されました。

アキス・トリコフィラはスペイン、ポルトガル、ジブラルタル海峡を隔てて対岸のモロッコなどに分布しています。
高地には自生せず、海岸の松林の砂地で見られます。

種小名トリコフィラは、「糸状(tricho)の葉の(phylla)」という意味で、5〜20cmの松葉のように細い葉が球根から数本出て、渦巻くように地面を這い回っています。
花茎は渦巻いている葉とは関係ないようなところから、潜水艦が潜望鏡を上げるように、地面から突き出てきます。
10cm〜25cmの花茎を立て、長さ1cmほどの白色かピンクの2〜4個の釣り鐘型の花をつけます。

夏の乾燥に耐え、休眠中の湿気にも平気なのでほったらかしでいいのですが、この株は2014年に咲いたきり、葉ばかり茂らせていて、今年3年ぶりに咲きました。
その間分球して、今年は花茎が4本立っています。

英名はspring bell(春の鐘)、lusitanica bell(ルシタニア(イベリア半島の古名)の鐘)です。

アキスという属名についてソールズベリーさんはその由来を、ローマの詩人オウィディウス(Publius Ovidius Naso)の「メタモルフォセス(変身物語)」に因むとしか説明しなかったそうです。
メタモルフォセスに登場する、海の妖精ガラテアと恋に落ちた川の妖精ニュンペーの息子、青年アーキスに由来するのだろうということは分かるのですが、アーキスがこの植物とどのような関係にあるのか分かりません。

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