2019年5月23日 (木)

チョコレート葉のコリダリス・オフィオカルパ Corydalis ophiocarpa

コリダリス・オフィオカルパ(Corydalis ophiocarpa:ケシ科キケマン属)が咲いています。

コリダリス・オフィオカルパはヒマラヤ東部、チベットから四川省、雲南省までの1000m〜2500mの渓谷や森林、草原に自生する2年草です。
本州、四国の森林や林縁に自生するヤマキケマン(以前の学名はCorydalis japonica あるいは Corydalis makinoana)と同じとされています。

コリダリス・オフィオカルパについて、詳しくはこちらをご覧ください
ヒマラヤ産と日本産の2つに共通しているのは種小名が示す莢の特徴だけです。

ヒマラヤ産と日本産では葉の様子が違っています。今年は冬場のチョコレート色が花の時期まで続いています。
2008年から育てています(本当はこぼれ種で継続しているだけです)が、例年なら灰色がかった緑色です。
花は例年通りですが、今年は莢を含め美しいチョコレート色をしています。
変異が生じたのかもしれません。

 

Corydalisophiocarpa13

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2019年5月22日 (水)

ベレバリア・クラッサのピンクの莢 Bellevalia crassa

ベルヴァリア(ベレバリア)・クラッサ(Bellevalia crassa:ユリ科ベルバリア属)が、莢がピンクの果実を実らせました。

2本の花序が出て、2本とも果実が実っていましたが、球根を肥培するため1本は切ってしまいました。
大きなふかふかした緑の莢でしたが熟すにつれて、きれいなピンクに変わっていきました。莢がはじけましたが、莢は3室に分かれているのにタネは1個しか入っていませんでした。
タネが入っていない莢がほとんどで、収穫は全部で3個でした。

ベルヴァリア・クラッサについて詳しくはこちらをご覧ください

 

2019年2月2日の様子

Bellevaliacrassa2

 

2019年3月18日、2本目の花茎が咲いている様子

Bellevaliacrassa5

 

2019年4月16日の様子、この後先に咲いた小さい方の花茎を切りました。

Bellevaliacrassa

 

2019年5月20日

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2019年5月22日、ますます赤くなりました。

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2019年5月21日 (火)

ピンクのジャスミン  Jasminum x stephanense

ヤスミヌム・ステファネンセ(Jasminum x stephanense:モクセイ科ヤスミヌム(ソケイ)属)が咲いています。

 

Jasminumstephanense1

Jasminumstephanense3

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先日ヤスミヌム・ビージアヌム(Jasminum beesianum:モクセイ科ヤスミヌム(ソケイ)属 )をご覧いただきましたが、それよりも色が薄く、きれいなピンクで、大きな花を咲かせます。

ステファネンセはヤスミヌム・ビージアヌム(Jasminum beesianum)とヤスミヌム・オフィキナレ(Jasminum officinale)を20世紀の初めにフランスで交配して作られた半耐寒性常緑多年生つる植物です。

親のヤスミヌム・ビージアヌムは常緑性で中国西南部に分布しています。
もう一方の親のヤスミヌム・オフィキナレは落葉性で、夏近くに白い花をつけ、コーカサスからイラン北部、中央アジア、中国西部にかけて広く分布しています。種小名は「薬用の」という意味で、花には精油が含まれていて香料に使われます。

葉はヤスミヌム・ビージアヌムとは異なっており、オフィシナレ譲りのようで明るい緑色をし、全縁披針形の5片の複葉で構成されています。時に3複葉のこともあります。

花は6月〜7月にかけて咲く遅咲きです。他のジャスミンが終わった頃に濃いピンクの蕾を出します。
萼は細く5深裂しています。

径2cmほどの淡いパステルピンクの花は、先で5(4〜6)裂する筒状花で 、茎端に複数輪咲かせます。

品種名のステファネンセはステファン(Stephan)さんという人名に由来すると推測され、作出者ではないかと思うのですが、詳細はわかりません。

 

 

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2019年5月19日 (日)

コケスミレ Viola verecunda ver. yakusimana

コケスミレ(苔菫:Viola verecunda ver. yakusimana:スミレ科スミレ属)が咲いています。

 

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コケスミレは屋久島の山頂付近の雨林帯の水苔に隠れるように自生するニョイスミレ(Viola verecunda)の変種です。
コケスミレはスミレの中でも最小ではないかと思うほどで、花がないときの背丈が1cmほどしかならない小さなスミレです。

有茎種ですが、茎は小さな葉に隠れて見つけられません。茎は地面に伏して伸びていて長さは1cmほどです。

葉は逆ハート形で、長さは大きくても1cmもありません。厚みがあって光沢があります。葉縁に緩く鋸歯があります。
葉は花後も大きくなりません。
他のスミレが花をつけなくなる5月から7月にかけて5cmほどの花茎をあげて、幅5~8mmの小さい白色の花を咲かせます。
唇弁に赤紫の筋が入ります。筋と言うよりは模様といった方がよいほど塊りになっています。
小さくて確認しにくいのですが、側弁には毛が生えています。

種小名ベレクンダは「はにかんだ、内気な、謙虚な、しとやかな」という意味のラテン語です。ニョイスミレの小さい姿に由来するのでしょうか。
変種名ヤクシマナは「屋久島産の」という意味です。

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2019年5月17日 (金)

ベレバリア・ヒアキントイデスの大きな果実  Bellevalia hyacinthoides

ベレバリア・ヒアキントイデス(Bellevalia hyacinthoides:ユリ科ベルバリア属)の大きな果実が熟しました。1つの莢は1辺1cmほどです。

ベレバリア・ヒアキントイデスはベレバリア属の中では一番の矮性種で、背丈は10~15cmといわれていますが、今年はさらに低く咲きました。
以前はベレバリア属ではなく、ストラングウェイナ・スピカタ(Strangweia spicata)と分類されたのは、ベレバリア属らしくない特徴を持っていたからです。

ベレバリア・ヒアキントイデスのベレバリア属らしくない特徴について、詳しくはこちらをご覧ください

 

2019年2月24日の様子 寒い時期なので花茎が伸びていません。

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2019年3月12日 別の球根から花茎が上がりました。

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2019年4月4日 花茎は5cmほどです。全体で8cmぐらいです。

Bellevaliahyacinthoides13

 

2019年4月28日 少し色づいてきました。

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2019年5月16日 莢が割れました。

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