2019年1月27日 (日)

この寒い時期に咲いたシラー 
Scilla armena

寒さの底に入りかけの時期に咲いたスキラ・アルメナ(Scilla armena:ユリ科スキラ属)です。

12月中旬に葉が出てきて、12月28日には一番下の写真のように、葉に包まれたまま、花が開きました。
しかし葉から出ることはなく枯れてしまいましたが、果実が実りました。

葉の中を覗くと次の花が見たので、そのままにしていたら、次の花が短い小花梗を伸ばして、このような可愛い花がなんとか咲きました。

スキラ・アルメナについてはこちらのページをご覧下さい。


Scillaarmena1


Scillaarmena2


2019年1月26日の様子

Scillaarmena3


2019年1月19日
次の花が出てきました。

Scillaarmena4


2019年1月5日
花はそのまま果実になってしまいました。
葉の中には次の花が色づいています。

Scillaarmena5


2018年12月28日の様子
どのような花か想像がつきません。

Scillaarmena6

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2019年1月 2日 (水)

平成最後の初日の出 
 the Sunrise of New Year

       明けまして
       おめでとう
       ございます

本年もよろしくお願いいたします。
昨年暮れから、ブログをまとめたHPを開設しました。
こちらも宜しくお願いします。

さて今年の初日の出は、山並みに雲が全く出ておらず、平成最後の初日の出を飾りました。
神戸市灘区五鬼城展望公園から見た葛城山から金剛山にかけての山並みから登る初日の出です。




2019年1月1日午前6時31分
190631_2




2019年1月1日午前7時12分
初日が出てきました。
190712_3




2019年1月1日午前7時15分
190715




2019年1月1日午前7時16分

190716




2019年1月1日午前7時18分
190718




2019年1月1日午前7時20分
初日が完全に姿を見せました。
190720




2019年1月1日午前7時22分
190722


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2018年11月12日 (月)

早咲き秋咲きスノードロップ 
Galanthus elwesii var. monostictus

昨年秋咲きのスノードロップに新種(Galanthus ssp.:ヒガンバナ科ガランツス属)が紛れ込んでいたと騒ぎましたが、元に戻っていました。


<Galanthusmonostictus15


Galanthusmonostictus16_2


Galanthusmonostictus17


今年も10月末から芽吹いてきて、何日か前から咲き出したスノードロップが数輪あります。
しかし内花披の緑の文様(apical mark)の雰囲気が違ったものは見当たりません。
早合点のガランサス・ エルウイシイ・モノスティクツス(Galanthus elwesii var. monostictus:ヒガンバナ科ガランツス属)だったんですかね。
ガランサス・ エルウイシイ・モノスティクツスについて詳しくはこちらをご覧下さい。

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2018年10月17日 (水)

トゥルヌフォールさんのタツナミソウ 
Scutellaria tournefortii

このタツナミソウ、スクテラリア・トゥルヌフォーリィ(Scutellaria tournefortii:シソ科タツナミソウ属)も以前に咲いたのですが、台風でひっくり返って枯れてたようになってしまいました。
しかし最近になって再び咲き出しました。


Stournefortii1


Stournefortii4


Stournefortii2


Stournefortii3


スクテラリア・トゥルヌフォーリィはトルコ南東部からイラン北部にかけての乾燥した山地に広く分布する多年草です。

茎は地面に近い方は紫がかっていますが、上部は葉同様、明るい緑で、無毛です。
基部で枝分かれをしたり、ランナーを出したりせず、まっすぐ立ち上がって、上部で展開するようです。
葉は卵形から丈の短い披針形で、大きな鋸歯があります。
葉裏も無毛だからでしょうか、ツヤがあるような明るい黄緑をしています。

6月〜8月にかけて花茎を立て、小さい苞葉から対になって蕾が生じ、次々と上へ上へと花を咲かせていきます。
草丈はせいぜい25cmほどですが、花茎が伸びていき50cmほどになります。

花は上唇弁の上部に薄い青紫のかかる白い花で、下唇弁にも薄青紫の吹き墨模様がついています。
日本人が好みそうな淡い上品な色の花です。
全草毛がないように見えるのですが、上唇弁には軟毛が生えています。

先のスクテラリア・ディフューザ同様、1832年にジョージ・ベンサム(George Bentham:1800 –1884) さんによって公表されています。
ヨーロッパでは古くから知られている割には情報の少ないタツナミソウです。

種小名のトゥルヌフォーリィは、1683年からパリ植物園で植物学の教授を務めたジョゼフ・ピトン・ドゥ・トゥルヌフォール(Joseph Pitton de Tournefort:1656–1708)さんに因みます。
トゥルヌフォールさんは「基礎植物学」(Eléments de botanique, ou Méthode pour reconnaître les Plantes)を1694年に出版し、7000種の植物を約700の属に分類し、種の上に属、目、綱をたてました。
リンネさんの植物分類は雄しべのあり方で綱の分類を行いましたが、トゥルヌフォールさんは今日のような花の形から綱を分類する現代の分類学の基礎を作りました。

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2018年10月14日 (日)

枯れつつ咲くタマアジサイ 
Hydrangea involucrata var. multiplex

ヨウラクタマアジサイ(瓔珞玉紫陽花:Hydrangea involucrata var. multiplex:ユキノシタ科アジサイ属)が枯れつつも花を開いています。


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タマアジサイは花序の初めが球形になるアジサイということで名づけられたそうです。
牧野新植物図鑑には本州北部と四国に分布とありますが、園芸植物大辞典には福島県から岐阜県にかけての本州中部と伊豆七島に分布しているとあります。
タマアジサイは他の種類のアジサイに比べ遅く咲き始め、7月~9月に開花します。

ヨウラクタマアジサイはタマアジサイの変異種で、東大教授で、小石川植物園長を務めた中井猛之進(1882 - 1952)さんによって昭和23年に伊豆大島で発見されました。
タマアジサイにはこれ以外に、花の特徴からギョクダンカ(玉段花)やココノエタマアジサイ、シロバナタマアジサイ、テマリタマアジサイが知られています。

タマアジサイは、花弁のように見えるガクが発達した白い装飾花と青紫をした両性花が、普通のアジサイのように額咲き(額のように平たく)に咲きます。

ところがヨウラクタマアジサイには両性花がなく、全て装飾花で、筒状に多数の萼片がつきます。
何重にも積み上がって塔咲き(段咲き)になり、それが仏教具の瓔珞という名につながっています。

そして白い花(萼片)が一斉に開くのではなく、根元から先へと、順に咲いて伸びていきます。
そういう訳でこの時期でも新しい花が見られるのです。

さらにヨウラクタマアジサイは玉が一斉に開花するのではなく、一つが球状に大きくなり、蕾の塊が現れます。
それが開いた頃に、次の蕾の塊が大きくなり、次に開くというようにして、長い間花を見ることができます。

夏の暑い頃は、新しく咲いた花(額)も茶色い色をしていて、咲いているのか、枯れているのかわからない状態です。
秋の気配が濃くなってくると、白からピンクの花らしい花(額)が見られるようになりました。

種小名のインボルクラタは、「総苞のある」のという意味で、蕾を様子を示しています。
変種名のムルチプレクスは「幾重にも重なる、多くのひだを持った」という意味です。

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Scutellaria diffusia