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2007年10月 4日 (木)

白いヒガンバナ
Lycoris albiflora

公園に普通のヒガンバナ(Lycoria radiata:ヒガンバナ科ヒガンバナ属)とならんで白いヒガンバナが咲いていました。
恐らくシロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華:リコリス・アルビフロラ:Lycoris albiflora:ヒガンバナ科ヒガンバナ属)だろうと思いますが、花弁はやや黄色みを帯び、先の方がピンクがかっています。

シロバナマンジュシャゲであれば、それは稔性を持った中国産のヒガンバナ(Lycoria radiata v pumila)と日本からミャンマーにかけて自生している黄花種のショウキズイセン(鍾馗水仙:Lycoris aurea)の交雑種とされています。

しかしシロバナマンジュシャゲとはいえ完全な白花ではなく、この花のように咲き始めにピンクのスジが入ったり、黄色やピンクが混ざるものがあるので、分類学的に混乱がみられるようです。

ショウキズイセンは、最近では日本原産のトラウビ(Lycoria traubii )、中国原産の春に葉が出るキネンシス (Lycoria chinensis )、中国原産の秋に葉が出るアウレア(Lycoria aurea )に再分類されているようです。
ですから、これらの組み合わせによって、純白種や色のついたものが出てくるんでしょうね。
それでピンクや黄色を呈するものをリコリス・ホウディシェリ(Lycoris houdyshelii)と呼び、白花種を リコリス・エルシアエ(Lycoris elsiae)と再分類する考えもあるようです。
前者は中国での交雑種、後者は日本での交雑種になるのでしょうか。

したがって公園で見かけたこの花は、新しい分類ではリコリス・ホウディシェリということになるのでしょう。

同じ名前がついているけれど、実は親は違うと言うことですね。



Lycorisradiata3_2


Lycorisradiata4_2

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コメント

こんにちわ~

昨日のうろこの花・・ぴったり代弁して頂いて
思わず手をたたいてしまいました。
今の様な悲しい出来事が多い中、このブログでひとときの安らぎを感じています。

投稿: お花だーいすき | 2007年10月 4日 (木) 17時02分

お花だーいすきさん、こんばんわ。
コウヤボウキを見ている時には、花に気をとられて気がつかなかったのですが、蕾をあんな風に包み込んでいるのを見て感動しました。
いろんな所で当たり前ってことを教えられますよね。

投稿: ptech | 2007年10月 4日 (木) 22時46分

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