アマリア女王のオダマキ
Aquilegia ottonis ssp amaliae
アクイレギア・オットニス・アマリアエ(Aquilegia ottonis ssp amaliae)が咲きました。
学名からはアクイレギア・オットニス(Aquilegia ottonis)の亜種という扱いですが、アクイレギア・アマリアエという異学名もあり、独立した種類と扱われることもあります。
背丈は30cm足らず、花の大きさは径3cmほどです。
アクイレギア・オットニスはギリシャ王のオットー(1832-1862)に因んでつけられたのですが、タネが手に入らず、私は育てたことはありません。
それに対してオットーの妻に因んだ名を持つアクイレギア・アマリアエは、NARGS経由で種子が容易に手に入るので、過去にもこのブログでも取り上げています。
このオットー王とアマリア女王は一緒に宮殿に住んでいるのではなく、アクイレギア・オットニスはギリシャ、アルバニア、マケドニアの山岳地帯の石灰岩の隙間に自生しています。おもしろいことにイタリア中部に飛び地して群生しているところがあるそうです。
アクイレギア・アマリアエはギリシャやバルカン南部地方の高山にある渓谷の棚に咲いています。
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