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2008年5月12日 (月)

二つのヤマオダマキ 
Aquilegia buergeriana

ヤマオダマキ(山苧環:Aquilegia buergeriana:キンポウゲ科オダマキ属)を2種ご覧頂きます。

ヤマオダマキは北海道を除く山地の林縁や草原に自生しています。
自生地では背丈は20cmほどになりますが、鉢植えでは30cm。
花を俯きにつけ、萼片は紫褐色や赤褐色をしており、花弁は淡黄色をしています。距は内に巻き込む傾向があります。
花色は昨年より薄いような気がします。どのような理由なんでしょうね。

種小名はシーボルトの助手ビュルゲル(Bürger, 1806-1858)に因みます。


Abuergeriana3


Abuergeriana4



これはヤマオダマキ「カリメロ」(Aquilegia buergeriana 'Calimero':キンポウゲ科オダマキ属)です。
ヤマオダマキに比べると萼片の紫褐色がしっかりとしている(まんべんなくついている)かなと思います。それ以外には差はないように思えます。
「カリメロ」は、ドイツのイェリット(Jelitto Perennial Seeds) 社から2000年に発表されたオダマキです。
ヤマオダマキの選別種と考えればいいのでしょうか。私にはヤマオダマキそのものに見えて仕方がありません。
カリメロとは日本でもおなじみの、イタリヤの卵の殻をかぶった黒いひよこキャラクターからとったものです。このオダマキとひよこのカリメロがどういうような関係があるのかわかりません。

海外で流通しているものとして Aquilegia(flabellata var pumila)kurilensis Rosea というオダマキがありますが、これも同じものだと思います。


Abuercalimero1_2


Abuercalimero2

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オダマキ (Aquilegia) (131)」カテゴリの記事

コメント

こんばんは
寒いですね~

キリの花、初めて見ました
木のお花とは思えない感じですね
といってもゴマハグサ科ということですから、草の仲間とも言えるのですか~?
お嫁に行く時に持たせることが出来るというと、昔の感覚では15年くらいで製材できるってことでしょうか?
軽くて湿気を通さない高級木材ですから人気ですよね
いずれにしてもそんな桐とはちょっと趣の違う感じのお花で素敵さにびっくりです

ヤマオダマキ、距の先がくるりと内側に巻き込んで、何だか可愛い感じがありますね♪
お花そのものはスラッとした感じなのに、何か愛くるしい気がしてきます
2つ目のカリメロ、あの真っ黒で白い卵の殻をかぶったキャラクターを想像してみましたが、確かにどうして?って思いますね!
いずれにしてもスマートでどこか愛くるしいヤマオダマキはptechさんのお気に入りの一つなのでしょうね~

投稿: latfe | 2008年5月12日 (月) 21時38分

latfeさん、はるちゃんのためにお庭に1本、桐をいかがですか。

昔お隣が家の境に桐を植えていたことがあって、その生長の度合いには驚いたものです。
さらに木が1mほどなのに葉っぱが50cmほどあって、驚きも2倍でした。
今どれぐらい大きくなっているんでしょうかね。
桐の紋には葉っぱと花が図案化されていますが、こんなに大きな花とは私も知りませんでした。
一番下の写真は、カメラの焦点距離と画素数を最大にしてとってみました。
なかなかシャープです。

ヤマオダマキを自然の中で見てみたいと思っています。
和服風ですが、自然の中ではどんな風に見えるのか興味津々です。
だから余計にイタリア風の名前に違和感を感じるんでしょうね。

投稿: ptech | 2008年5月12日 (月) 23時18分

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