青鈍色のクリスマスローズ
Helleborus orientaris 'Slaty Blue'
本当に黒い、葉まで黒いクリスマスローズの「スレーティ・ブルー」(Helleborus orientaris 'Slaty Blue':キンポウゲ科ヘレボラス属)が咲きました。
花が終わると普通の葉の色に変わってしまうので、普段あまり気にかけないクリスマスローズですが、冬に黒い葉が出てくるとわくわくしてきます。
スレーティの元の言葉の「スレート」は屋根葺きに使う石綿スレートではなく、天然スレートの粘板岩のことで、鈍い艶のある黒灰色(黒い石を特に玄昌石(げんしょうせき)と呼ぶそうです)や青灰色の岩です。
灰色の絵の具は白と黒の絵の具を混ぜればできますが、唯一元々灰色の原料があり、それがスレートの粉末です。古い言葉では「鈍色(にびいろ)」と表現される色です。
スレーティ・ブルーというのは、その粘板岩のような艶をしたブルーということです。青鈍(あおにび)という言葉がありますが、その色でしょうか。日本人の色彩感覚に合うクリスマスローズです。
花びらの内側は赤紫っぽいですが、外側はメタリックな鈍い輝きの青紫色です。
花びらの中を覗くとネクタリー(密腺)も黒でした。
ネクタリーを写そうとしたのですが、暗くて写りません。
横の画像処理した写真で、黒い花びらの中の黒いネクタリーを感じてみて下さい。





































































































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