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2009年2月28日 (土)

青鈍色のクリスマスローズ 
Helleborus orientaris 'Slaty Blue'

本当に黒い、葉まで黒いクリスマスローズの「スレーティ・ブルー」(Helleborus orientaris 'Slaty Blue':キンポウゲ科ヘレボラス属)が咲きました。

花が終わると普通の葉の色に変わってしまうので、普段あまり気にかけないクリスマスローズですが、冬に黒い葉が出てくるとわくわくしてきます。

スレーティの元の言葉の「スレート」は屋根葺きに使う石綿スレートではなく、天然スレートの粘板岩のことで、鈍い艶のある黒灰色(黒い石を特に玄昌石(げんしょうせき)と呼ぶそうです)や青灰色の岩です。

灰色の絵の具は白と黒の絵の具を混ぜればできますが、唯一元々灰色の原料があり、それがスレートの粉末です。古い言葉では「鈍色(にびいろ)」と表現される色です。

スレーティ・ブルーというのは、その粘板岩のような艶をしたブルーということです。青鈍(あおにび)という言葉がありますが、その色でしょうか。日本人の色彩感覚に合うクリスマスローズです。

花びらの内側は赤紫っぽいですが、外側はメタリックな鈍い輝きの青紫色です。
花びらの中を覗くとネクタリー(密腺)も黒でした。
ネクタリーを写そうとしたのですが、暗くて写りません。
横の画像処理した写真で、黒い花びらの中の黒いネクタリーを感じてみて下さい。


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2009年2月27日 (金)

濃紫色のクリスマスローズ 
Helleborus torquatus

ヘレボラス・トルカタス(トルカータス)(Helleborus torquatus:キンポウゲ科ヘレボラス属)が開きました。

濃い赤紫色をした、緩い剣弁の小輪の花です。
偶然発見されたトルカタスの八重咲き種が、八重咲き園芸種のパーティードレスの親になっています。
またその色の濃さから黒系花の交配親に使われています。

種小名は「ネックレス(首輪)をしたような」という意味で、トルコとは関係がないようです。
しかしネックレス、あるいは襟巻きしているような特徴はどこにも見あたりません。
ひょっとすると「ねじれた」という意味なのかもしれませんが、それもどこにも・・・・・? それとも「偏光した、キラキラと輝く」という意味でしょうか?

原産地は旧ユーゴスラビアで、落葉樹林の下に咲いているようです。


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2009年2月26日 (木)

スポットのパーティードレス 
Helleborus 'Party Dress Fairy Rose Spot'

雨の日が続いて写真を写すチャンスがありません。その間クリスマスローズ「パーティードレス・フェアリーローズスポット」(Helleborus 'Party Dress Fairy Rose Spot':キンポウゲ科ヘレボラス属)が沢山咲いてしまいました。

パーティードレス系の剣弁八重咲きで、ピンクの地に濃紅色のスポットが入ります。
先日のエレガンス・ホワイトのピンクのような感じです。

小輪ですが蕾を沢山つけています。
一見作りは派手ですが、全体に目をやると落ちついた美しさです。


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2009年2月25日 (水)

プリムラの変な咲き方 
Primura 'Dawn Ansell' & 'Francisca'

昨年の暑い夏を耐えた抜いたプリムラが咲き出しましたが、本格的な咲き方と違っています。
こんな感じで咲き出しました。
春の足音が聞こえてきます。

これはジャック・イン・ザ・グリーン(葉のような萼を持った)タイプの八重咲き種プリムラ・ブルガリス「ダウン・アンセル」(Primula vulgaris plena 'Dawn Ansell': サクラソウ科サクラソウ属 )です。
花はちっちゃくて、その代わり葉っぱのような額が威張っています。
シーズンにはあんなに落ち着いた花になるのに、きっとまだ暖かさが足りないんでしょうね。

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プリムラ・ポリアンサス「フランシスカ」(Primula polyanthus 'Francisca' : サクラソウ科サクラソウ属)は八重咲きのように咲いています。咲いていると言っても葉っぱのようにしか見えません。
もっと暖かくなってから咲く花は、グリーンとはいえ、花らしい感じがします。
少し黄色く色づいているとはいえ、これでは葉っぱです。
しかし横から見ると花茎を立てて咲いているので、花に間違いありません。

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2009年2月24日 (火)

細い葉のクリスマスローズ 
Helleborus multifidua ssp. multifidus

昨年とは違う株のヘレボラス・ムルチフィダス・ムルチフィダス(Helleborus multifidua ssp. multifidus:キンポウゲ科ヘレボラス属)が咲きました。

ヘレボラス・ムルチフィダスはイタリア・シシリア島からアドリア海沿岸にかけての石灰岩地や落葉広葉樹林の林床に分布しているヘレボラスです。
その基準亜種ムルチフィダスはシシリア島から旧ユーゴスラビア北部のアドリア海沿岸に自生しています。
種小名のムルチフィダス(multifidus)は「多数に裂けた葉の」という意味で、葉裂片は細長い楕円形をしています。ただこの株は目立つほど細い葉ではなく、ヘレボラス・オリエンタリス(いわゆる普通のクリスマスローズ)に比べて細長いという程度です。

昨年の株と違って、花や葉の色は緑青色をしています。
ことの他ラベルが飛んでしまった鉢が多く、昨年の株は行方不明です。花が全て咲くと見つかるだろうと思います。


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2009年2月23日 (月)

香りのクリスマスローズ 
Helleborus odorus

小株のヘレボラス・オドルス(Helleborus odorus:キンポウゲ科ヘレボラス属)が見頃になってきました。

大株のオドルスは沢山花をつけていますが、今年初めて花をつけたオドルスが、野生を思わせる風情で佇んでいます。

イタリアからアルバニア、ボスニア、ハンガリーの海抜1500mほどの山地の林縁に自生する原種ヘレボラスです。
香りがあるといわれています。私にはよく分かりません。

一番下の写真は昨年花をつけた株の花です。
これぐらい大株になると野生の趣が乏しくなりますね。


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2009年2月22日 (日)

ピコティ咲きのクリスマスローズ 
Helleborus hybrida

微妙な色合いのクリスマスローズ(Helleborus hybrida:キンポウゲ科ヘレボラス属)が咲きました。

交配種子を購入して育てたクリスマスローズです。今年3年目で初めて咲きました。

バーガンディーのピコティ(覆輪)があり、ネクタリー(密腺)は暗紅色をしています。
内側はピンクとグリーンのバイカラーで、微妙な色彩が優雅です。
花びらの外側は、同じくバーガンジーの濃い編み目が中心部にいくほど薄くなっていきます。


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2009年2月21日 (土)

そばかす美人のクリスマスローズ 
Helleborus 'Elegance White'

白に小豆色のスポットが入ったクリスマスローズ「エレガンス・ホワイト」(Helleborus 'Elegance White':キンポウゲ科ヘレボラス属)が咲きました。

比較的大きな八重咲きの白花ですが、その特徴は花びらの内側に現れる小さな小豆色の点々です。

この株はメリクロン株で、昨日のペギーバラード同様、絵ラベル通りの花が咲きます。
しかしこの花は、花びらの1枚に、緑が入るバイカラー(二色咲き)になっています。
程度の差で花びらの中心部が緑がかっているものは多いですが、メリクロンにも関わらず、花びら1枚に緑が入ったりするのは珍しくないんでしょうか?


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2009年2月20日 (金)

ロゼとボルドーレッドのクリスマスローズ 
Helleborus 'Peggy Ballard'

クリスマスローズ「ペギーバラード」(Helleborus 'Peggy Ballard':キンポウゲ科ヘレボラス属)が咲きました。

このクリスマスローズの特徴は花びらに細かい編み目模様が入ることです。
地の色はもっと明るいピンク色で、黒紅色の編み目模様が入ることによって濃い赤紫色に見えているようです。
ですから陽にかざすとロゼとボルドーレッドのワインを並べたような色合いを見ることができます。
この色合いで大きめの花、それと黒いネクタリー(密腺)はチャーミングです。

英国の育種家ヘレン・バラード(Helen Ballard)さんの手によるクリスマスローズですが、彼女は「フィリップバラード(Philip Ballard)」という黒青色の品種も生み出しており、それらを含めて多くの品種をバラード系と称します。

この株は先日のパーティドレス同様メリクロン苗から育てました。


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2009年2月19日 (木)

ガーネット色にドレスアップしたクリスマスローズ 
Helleborus 'Party Dress Garnet Red'

メリクロン株のヘレボラス「パーティードレス・ガーネットレッド」(Helleborus 'Party Dress Garnet Red':キンポウゲ科ヘレボラス属)が咲きました。

パーティードレスは1971年にエリザベス・ストラングマンさんがモンテネグロの原生地で見つけた八重咲きのトルカタス(Helleborus torquatus)を英国ブラックソーンナーサリーのロビン・ホワイトさんが改良を加え、生み出された品種です。

パーティードレスは、初めは実生でしたので、どんな花が咲くかわかりません。
場合によっては八重にならないかもしれません。もちろん花色も見当がつきません。

それで植物の成長点(若芽の先端から少し下のあたり成長の著しい部分)を培養するメリクロン法によって増殖されるようになりました。
植物のいわゆるクローン技術で、親と同じ遺伝子を持つものができますから、この花のように咲く前にガーネットレッドという花色の品種名が担保されるようになりました。

したがってこのパーティードレスはメリクロン苗を手に入れて育てたものです。
花は直径6cmほどで、大きくありませんが、花びらにフリルのついた濃い赤紫色の花です。
15cm径の小さなポットですが沢山花をつけ、私の持っているクリスマスローズの中では一番ゴージャスです。


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2009年2月18日 (水)

クロアチアのクリスマスローズ 
Helleborus croaticus

ヘレボラス・クロアチカス(Helleborus croaticus:キンポウゲ科ヘレボラス属)が咲きました。

その名前の通りクロアチアやユーゴスラビアの落葉広葉樹林の林床など自生するヘレボラスです。
昨日のヘレボルス・プルプラセンスとよく似ていますが、花の大きさは3cmほどの小振りです。
花びら(萼)が剣弁なのも違うところです。
花びらの裏(外)側はさらに濃い赤紫をしています。
まだ花が1輪しか咲いていませんが、もっと開くと原種ヘレボラスの良さが出てきそうです。

一番下の写真は去年に芽生えた株の今日の様子です。
5号(15cm)ポットでこの大きさですから、今年は咲かないでしょう。


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2009年2月17日 (火)

ちび助クリスマスローズ 
Helleborus purpurascens

今年もヘレボルス・プルプラセンス(Helleborus purpurascens:キンポウゲ科ヘレボルス属)が咲きました。

ウクライナからバルカン半島に自生する原種クリスマスローズ(ヘレボルス)で、プルプラセンスという種小名が示すように紫がかっています。
葉は薄く、柔らかい青緑色をしています。
秋には地上部がなくなり、新葉が出てくると同時に蕾も出てきます。
そのため一番下の写真のように、最初の花の開き始めは地面に接して開きます。
その後咲く花は花茎が伸びてからなので、普通の感じになります。

本当にかわいらしいクリスマスローズです。


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2009年2月16日 (月)

種子からのパーティドレス 
Helleborus 'Party Dress'

我が家で一番早く着飾ったクリスマスローズ(ヘレボルス)の「パーティードレス」(Helleborus 'Party Dress':キンポウゲ科ヘレボラス属)です。

いくつかのクリスマスローズ(ヘレボルス)が花を開いているのですが、このパーティドレスが一番早く美しい状態になりました。

このパーティドレスはタネから育てたのですが、なかなか花をつけませんでした。タネを入手し、蒔いてから7年になります。
今年初めてあかね色の姿を見せました。
昨年はグリーンのパーティドレスが6年目で咲きました。実生は時間がかかりますが、咲いた時にその苦労が報われます。

メリクロン苗のパーティドレス・ガーネットレッドはもうすぐドレスアップしそうです。
実生のグリーンのパーティドレスが見あたりません。
枯れたのかなぁ〜


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2009年2月15日 (日)

春の足音 
Pieris japonica & Daphne odora

公園にアセビ(馬酔木:Pieris japonica:ツツジ科アセビ属)とジンチョウゲ(沈丁花:Daphne odora:ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属)が花を開いていました。

両方とも早春の花木で、秋の内から春に備えて花を準備しています。
特にアセビは夏過ぎから蕾らしきものをつけた花序を出して春に備えています。この花を見ていると夏休みから受験勉強に打ち込む受験生を思い出します。
満開とは言えませんが、そこそこきちんと咲いています。


アセビ(馬酔木)

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ジンチョウゲ(沈丁花)

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2009年2月14日 (土)

見事に開いたユキワリイチゲ 
Anemone keiskeana

ずっと蕾のままだったユキワリイチゲ(雪割一華:Anemone keiskeana:キンポウゲ科イチリンソウ属)が、この暖かさで咲きました。

非常に繊細な感じがする花ですが、環境になじめば丈夫な花で、母親が生きていた時は毎年庭に咲いていました。
地面と似た焦げ茶色のミツバのような葉が秋に出て、2〜3月頃に一斉に花が開き、植物体は梅雨前に姿を消します(いわゆるスプリング・エフェメラル(Spring ephemeral:はかない春の花)です)。
母親は花しか見ていませんからキノコみたいに突然花が咲くと言っていました。

1株掘り起こして鉢にしましたが、これまで花は咲きませんでした。地植えではほったらかしで花をつけるのですが、鉢植えにするとだめなようですね。
しかし今年は見事に咲きました。


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2009年2月13日 (金)

原種シクラメン・ペルシカムの花 
Cyclamen persicum

シクラメン・ペルシカム(Cyclamen persicum:サクラソウ科シクラメン属)がやっと咲きました。

1月から小さな蕾をつけていたのですが、最近の気温の高さで一気に蕾が大きくなり、本日咲きました。
2007年11月に発芽し、昨年の夏も、葉を茂らせたまま暑さに耐えた強者たちです。
夏眠せず一生懸命球根を太らせたためか、一番大きいのは直径4cmほどになっています。

原種シクラメンは、発芽してからうまくいけば2年で花を咲かせますが、このペルシカムは1年3ヶ月で花を咲かせたことになります。
私の育てたシクラメンの中では最短です。
同時に蒔いたポットから6株育ちましたが、全て蕾をつけていて、全て白花のようです。
完全に反転していない花びらを見るとわかるように、原種シクラメンの中では大きい、細身の花弁です。
なおペルシカムには香りがあると言われてますが、この花には香りはありませんでした。

ところでペルシカムは園芸種の親になったシクラメンですが、ガーデンシクラメンとどう違うのかわかりません。
園芸種の普通のシクラメンとは大きさや耐寒性が全く違いますが、ガーデンシクラメンとは姿や寒さに強い性質などが似ています。
ペルシカムを長期にわたって咲かせるように改良したものでしょうか。


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2009年2月12日 (木)

八重のプリムラ・マラコイデス 
Primula malacoides

ホームセンターで安売りされていたプリムラ・マラコイデス(Primula malacoides:サクラソウ科サクラソウ属)の中に半八重咲きのものを見つけました。

プリムラ・マラコイデスは咲き始めに八重っぽく、咲き進むうちに、肥料が切れて普通咲きになるものが多いですが、これもそのうち一重になるでしょう。
花は大きめの濃いピンクで、それが吹き墨風に周辺部に行くほど薄くなっていきます。
花色の印象もいいのですが、変わり咲き好きとしてはやはり買ってしまいました。

マラコイデスは寒さには強いのですが、暑さには弱く、用土を工夫しても夏越しができません。
タネを取りたいと思いますが、タネができる前に枯れてしまいます。そういう意味で,種まき趣味の私としては興味の薄いプリムラです。


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2009年2月11日 (水)

斑入り葉のシクラメン 
Cyclamen cv. variegata

園芸店のガーデンシクラメンのコーナーを、以前見つけた八重のシクラメンがないか、変わった花型のシクラメンはないかと丹念に探していたら、斑入り葉のシクラメン(Cyclamen cv. variegata:サクラソウ科シクラメン属)を見つけました。

元々シクラメンの葉は模様が入っていて斑入りですが、模様ではなくいわゆる斑(白掃込み斑)が入っていました。
もちろん即ゲットです。

家に帰って斑をよく見ると、白の部分の大きい葉に赤みがかかっています。
そうでない葉にも赤の縁取りがあります。
これまで幾度か斑入りのガーデンシクラメンを育てましたが、赤い色が入っているのは初めてです。

ただガーデンシクラメンは、水を切る時期がわからず、水をやり続け、夏まで葉を茂らせてしまって枯らしています。
それでこのシクラメンは、原種シクラメンと同じような礫主体の用土に植え替えて見ました。
夏越ができるといいんですが。


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2009年2月10日 (火)

急に開いたバイカオウレン 
Coptis quinquefolia

暖かくなってきてバイカオウレン(梅花黄連:Coptis quinquefolia:キンポウゲ科オウレン属)が急に咲きだしました。

名前のように梅の花のように蕊の目立つ白い花を咲かせます。
キンポウゲ科の常で、白い花びらに見えるのは萼で、セツブンソウにもあった花弁が退化した黄色い密線を持っています。

種小名のクインクェフォリアは「5枚の葉」という意味で、このような堅い艶のある5枚の葉を出します。
セツブンソウは梅雨前に姿を消すのでスプリング・エフェメラル(Spring ephemeral:はかない春の花)と呼ばれる春の花ですが、バイカオウレンはこのような冬にも耐えるしっかりした葉ですから暑くなっても茂っています。


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2009年2月 9日 (月)

背高のっぽのユリオプスデージー 
Euryops virgineus 'Golden Cracker'

散歩の途中、鉢植えの背丈1.5mほどの杉の枝ような木を見つけました。
よく見ると黄色い蕾がついています。

名前がわからないまま、1週間ほどしてからまた見に行くと、1cmに満たない小さな菊のような花が開いていました。
これでおおよそ見当がつきました。
エウリオプス(ユリオプス)・ビルジネウス「ゴールデン・クラッカー」(Euryops virgineus 'Golden Cracker':キク科エウリオプス属)でした。
2m以上の高さになり、基部が木化する常緑の亜低木です。
南アフリカ原産で、寒さで花や葉が少々痛みますが、元気に花を咲かせています。
園芸店で小さな鉢植えで売られていますが、こんなに大きくなるとは驚きです。

エウリオプス属は一般的にはユリオプスデージーという名でよく知られています。ご近所に高さ3mを越える、こんなユリオプスデージ(一番下の写真)が咲いています。エウリオプス・ペクティナツス(Euryops pectinatus:キク科エウリオプス属)の園芸品種ですが、松の木といい勝負しています。


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2009年2月 7日 (土)

梅ぼちぼち2 
Prunus mume

昨日に引き続き兵庫県西宮市にある甲東梅林の梅(Prunus mume:バラ科サクラ属)です。



大盃(たいはい)
花梅 赤花 中輪一重

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白難波
花梅 白花 中輪八重

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月影(つきかげ)
花梅 白花 中輪一重

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源平(げんぺい)
花梅 始めはこのように白、後で花の中心部に紅色が入ります。 中輪八重

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黒田(くろだ)
花梅 濃紅花 大輪八重

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2009年2月 6日 (金)

梅ぼちぼち1 
Prunus mume

天気が良かったので、勤務先の近くの兵庫県西宮市にある甲東梅林に、散歩がてら、梅(Prunus mume:バラ科サクラ属)の様子を見に行ってみました。
まだポツポツと咲いている感じで、2週間ぐらい先の方がいいのでしょうか。
気がついたのですが、実梅は咲くのが遅いのですね。1本も咲いていませんでした。



冬至(とうじ)
花梅 白花 中輪八重

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花香実(はなかみ)
花梅 ピンク 中輪八重

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道知辺(みちしるべ)
花梅 ピンク 大輪一重

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八重寒紅(やえかんこう)
花梅 紅花 中輪八重

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2009年2月 5日 (木)

花と実が同時 
Viburnum tinus

散歩の途中、花が開き始めたビバーナム(ビブルヌム)・ティヌス(Viburnum tinus:スイカズラ科ガマズミ属)に出会いました。

園芸的にはトキワガマズミ(常盤莢迷)と呼ばれていますが、地中海南東部沿岸が原産の高さ3mほどの常緑樹です。
落葉性のオオデマリやヤブデマリと同じ仲間ですので、よく似た花を咲かせます。
昨年夏に実った果実がメタリックな青紫色に熟してそばに見えます。
蕾と花と実が同時に楽しめるラッキーな一時です。

立春を過ぎ、温かくなってきたので咲き出したんでしょうね。
春はすぐそこという感じです。満開になったらまたアップしたいと思います。


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2009年2月 4日 (水)

節分にセツブンソウ 
Eranthis pinnatifida

節分にセツブンソウ(節分草:Eranthis pinnatifida:キンポウゲ科セツブンソウ属)が咲きました。

セツブンソウは日本では1属1種の植物で、栃木県以西に分布し、石灰岩地を好む植物です。
世界では7種ほどが知られていますが、多くは黄色の花をつけます。
そのため黄色い花の種類の学名をエランシス(Eranthis)とし、セツブンソウは白い花を咲かせるのでシバテランシス(Shibateranthis)とするという意見があります。

キンポウゲ科の常で、花びらは萼で、花弁は退化して、雄しべと共に、黄色の密腺となって、めしべを取り囲んでいます。クリスマスローズと同じ構造をしていると言えばいいでしょうか。
夏前に夏眠に入って地上部がなくなってしまいます。

青紫色の雄しべがかわいくて何とも言えません。
透き通るような花びらや、マフラーのような苞葉もチャーミングです


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2009年2月 3日 (火)

アロエもユリ科 
Aloe arborescens

キダチアロエ(Aloe arborescens:ユリ科アロエ属)の花を、あちらこちらで見かけるようになりました。

キダチアロエは、その名の通り、有茎種のアロエで、南アフリカ共和国のケープ州原産です。
一番下の写真ような花茎を秋から伸ばし始め、12月~3月ごろにかけて、上向きのつぼみが、だんだんに下に向いて開いていきます。
一つ一つの花を見ると、なるほどユリ科植物だと納得できます。


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2009年2月 2日 (月)

ヒイラギの葉じゃないヒイラギナンテン 
Mahonia confusa

ご近所の家の前にナリヒラヒイラギナンテン(ヤナギバナンテン)(業平柊南天:Mahonia confusa:メギ科ヒイラギナンテン属)が咲いていました。

ナリヒラヒイラギナンテンは東アジア原産で、小葉が柔らかくて細長い形をしており、ヒイラギナンテンという名がついているのに柊型の葉ではありません。
よく見かけるヒイラギナンテン(Mahonia japonica)の葉は柊のような感じですが、こちらは厚めの南天に近い感じです。しかしよく見ると棘があります。
園芸種が作られていて、葉の幅が広いものから細く長いものまで、また鋸歯の深いものから、鋸歯の少ないものまで、いろいろあるようです。
ヒイラギナンテンは冬に黄色い花を咲かせますが、ナリヒラヒイラギナンテンは秋に黄色い花を咲かせ、今はすでにこのような、花の蕾のような紫の実をつけています。


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