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2009年4月 4日 (土)

かわいそうなセラスチウム 
Cerastium alpinum 'Snow cotton'

セラスチウム(セラチューム)・アルピナム「スノーコットン」(Cerastium alpinum 'Snow cotton' :ナデシコ科)が咲いています。

シロミミナグサ(白耳菜草: Cerastium tomentosum 'Snow-in-Summer':ナデシコ科ミミナグサ属)と呼ばれているセラスチウムと違って、背が5cmほどしかない矮性のセラスチウムです。
セラスチウムは英名を mouse-ear chickweed(chickはヒヨコ、weedは草)というぐらい全体に軟毛に覆われています。

しかしセラスチウム・アルピナムは、それがもっとはっきりしており、銀色の目立つ堅い産毛で覆われています。
そしてどのように葉がついているのかわからないぐらい、よく分かれた細い枝にびっしりと小さい葉がついています。
まさにネズミの耳のような葉です。

グリーンランド、カナダ、北ヨーロッパに分布する高山性のセラスチウムなので耐暑性がないのではないかと思います。
ディオニシア・アレチオイデス(今年はルリハコベではなくディオニシアで流通していました)同様、このような高山植物が普通の園芸店で2〜300円ほどで売られています。
多分夏越の難しい植物でしょうから1年草扱いです。商業主義に翻弄される植物がかわいそうでなりません。

なおセラチュウムというとピントきませんが、一番下のオランダミミナグサ(Cerastium glomeratum:ナデシコ科ミミナグサ属)は一番普通に見られるセラチュウムです。


Cerastiumsnowcotton1


Cerastiumsnowcotton2


Cerastiumsnowcotton3


Cerastiumglomeratum1

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