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2009年10月 1日 (木)

頭を垂れる思草 
Aeginetia indica

ハイキングコースを散歩中、ススキの根本を丹念に探してみてナンバンギセル(南蛮煙管:Aeginetia indica :ハマウツボ科ナンバンギセル属)を発見しました。

ナンバンギセルには葉がなく葉緑素を持たないので、光合成をして生長することができません。それで他のイネ科やカヤツリグサ科などの単子葉植物の根に寄生し、そこから養分を取って育ちます。

ナンバンギセルの地上部は茎ではなく花柄で、その先の少し膨らんだ部分が萼になっています。そこから淡紅色の花をうつむきかげんに一輪咲かせます。南蛮煙管というのは、煙管よりずんぐりむっくりした西洋パイプのことなんでしょうね。

万葉人は、頬染め、うなだれて好きな人に思いを寄せている様子を重ね「思草(おもいぐさ)」とこの花を呼びました。


Aeginetiaindica1


Aeginetiaindica2


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