« 2009年12月26日 | トップページ | 2009年12月28日 »

2009年12月27日 (日)

天使の梯子  
Angel's Ladder

昨日花をいじっていて、午後2時頃ふと空を眺めると、雲間から日差しが漏れ、まるでサーチライトに照らされているように光の道ができているのが見えました。

欧米で「天使の梯子(Angel's Ladder)」と呼ばれるこの現象は、普通は上から下に光の道ができるのですが、これは水平方向(もっとも遠方から見ればこれも垂直方向なんでしょうが)に進んでいるように思えました。雲の間に橋がかけられ、天使が忙しそうに行き来している様子を想像してしまいました。
気象学用語では「光芒(こうぼう)」とか「反薄明光線(はんはくめいこうせん)」といい、もう少し俗っぽくいえば「裏後光(うらごこう)」といいます。

普通は太陽の角度が低くなる日の出前や日没後にしか見られません。雲の下にも水滴があり、厚い雲で暗くなった時に、水滴に光が反射し、光の進路が濃淡として現れてくるのです。

ところで天使の梯子とはヤコブが砂漠の中で一夜を明かした時、夢の中で光の梯子を上がり下がりする大勢の天使を見たという旧約聖書の物語に由来しています。ヤコブの梯子(Jacob's Ladder)と呼ばれているポレモニウム(ハナシノブ)と同じ出典ですね。


Crepuscularrays1


Crepuscularrays2


Crepuscularrays3

| | コメント (4)

« 2009年12月26日 | トップページ | 2009年12月28日 »