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2009年12月12日 (土)

秋咲きのスノードロップ 
Galanthus corcyrensis

秋に咲くスノードロップのガランサス・コルシレンシス(Galanthus corcyrensis:ヒガンバナ科ガランサス属)が満開になりました。

ガランサス・ニバリス(大待雪草:Galanthus nivalis)と思って6年間育ててきた(実際は植えっぱなしにしていた)のですが、昨年ニバリスではないことに気がつきました。

ガランサス・エルウイシイ(待雪草:Galanthus elwesii)とは内側の花びら(内花披)にあるグリーンの斑模様(エルウイシイはハートが上下に2個)が違います。
コルシレンシスは内花披に、年が明けてから咲くニバリスと同じように、グリーン斑が1個です。
ガランサス属は、このグリーンの模様と花茎を抱く葉の様子で区別されるそうです。
ガランサス・コルシレンシスは花茎を抱かず、花と同時に葉が出てきます。
その違いは些細なものですがガランサス属を区別する際の大きな特徴だそうです。

1球植えただけですが、よっぽどこの環境が気に入ったのか今年は8本花茎を立てています。

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その後スノードロップ愛好家の(^ω^)さんからコメントを頂き、このスノードロップがガランサス・エルウイシイ・モノスティクツス(Galanthus elwesii var. monostictus)であることが判明しました。詳しくは(^ω^)さんのコメントをお読み下さい。
長い間の疑問が解けました。(^ω^)さん、ありがとうございます。



Galanthuscorcyrensis4


Galanthuscorcyrensis6_3


Galanthuscorcyrensis5

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その他の花 (Flora et cetera) (405)」カテゴリの記事

コメント

すっかりご無沙汰してしまいましたsweat02

ガランサス コルシレンシス、綺麗に咲きましたね。8本もなんてさぞ見事でしょうねheart01

スノードロップの名前の意味は雪のしずくではなくて雪のイヤリングだと聞いたことがあります。
どちらにしても新年の前にこんなに咲くなんて、ptechさんラッキーですねshineshineshine

投稿: latfe | 2009年12月13日 (日) 07時21分

おはようございます。

いつも知らない間に芽を出し、蕾をつけています。
12月に入るとこの花のことが頭に浮かび、見に行くとこんな感じです。

本当にラッキーです。

スノードロップは雪のイヤリングですか、しずくのように儚くはないんですね。よかった。

投稿: ptech | 2009年12月13日 (日) 09時22分

はじめまして。
スノードロップ愛好家の(^ω^)と申します。

お写真の秋咲きスノードロップは Galanthus elwesii Hook.f. の内花被に斑紋が一つしかない変種である Galanthus elwesii Hook.f. var. monostictus P.D.Sell の可能性が高いと思います。

G. elwesii var. monostictus は最近、ポット苗で売られている G. elwesii に混じって見られます。
G. elwesii var. monostictus は母種に比べて開花期が広い範囲におよびます。主に12月から1月にかけて咲く個体が多いようですが、特に早咲きのものは10月に咲きます。売られているときは1月や2月に咲いていても翌年からは個体ごとの本来の開花時期に咲くようになりますから斑紋が一つしかない花の咲いたポット苗を見つけたら、とりあえず購入しておくことをおすすめします。運がよければ極早咲きの個体を得ることができます。

スノードロップの分類では冬芽の中の葉の巻き方が重要視されます。
G. elwesii は supervolute という形態になります。外側の葉の中に内側の葉が抱き込まれる形になります。つまり外側の∩の中に内側の∪が抱き込まれる形になります。
G. nivalis や G. reginae-olgae は applenate という形態になります。
葉が抱き合うことはなく、2枚の葉なら二、3枚の葉なら三のような形になります。

お写真の秋咲きスノードロップの葉は Galanthus elwesii Hook.f. とまったく同じ supervolute型になっているはずです。

Galanthus corcyrensis Stern および Galanthus reginae-olgae Hort. subsp. corcyrensis (Beck) Kamari は現在 Galanthus reginae-olgae Hort. の異名同種とする見解が有力です。
G. reginae-olgae はやや暗い緑色の葉の中央だけが灰白色になります。このことも見分けるポイントになります。

投稿: (^ω^) | 2010年4月 3日 (土) 05時40分

(^ω^) さん、こんにちは

丁寧な解説ありがとうございます。深い知識に驚きつつ、理解できました。

我が家のスノードロップは、今は葉が30cmほどになり、このような根本になっていました。これは「花茎を抱く」というsupervoluteな状態なんですね。

ということは、このスノードロップは、(^ω^) さんのご指摘のようにGalanthus elwesii var. monostictusということですね。

こういうものが人知れず日本に入ってきていることを不思議に思います。
ご教示、本当にありがとうございました。

投稿: ptech | 2010年4月 3日 (土) 13時52分

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