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2010年4月 4日 (日)

桜のトンネル 
Sakura-zaka

今日、桜坂、通称「桜のトンネル」がピンクに染まりました。

桜のトンネルは、神戸市灘区の摩耶ケーブル駅のすぐ東側を南北に走る長さ(公称)400mの道路で、斜度10度ほどの急勾配の市バス通りです。

その両側を老木のソメイヨシノが植えられて、この時期楽しませてくれます。
しかし市バスの通り道なので、低い所にある枝は払われており、他の桜の名所のようには枝は混んでいませんから、満開でも空が見えます。

ところで今日のNHKニュースで「発祥の地でソメイヨシノ満開」というニュースが流されていましたのでそれについて。

染井吉野に関しては、江戸時代、染井村(現在の東京都豊島区駒込)には植木職人が多く住んでいて、その一人がオオシマザクラとエドヒガンを交配してメソメイヨシノを作出し、そのクローンが上野公園から日本中に広まったという説がありました。

2007年3月に、千葉大学園芸学部の中村郁郎さんたちの研究グループがこの説を形態分類学からではなく、DNA解析から証明しようと研究を始めました。その結果ソメイヨシノはそれまで通説であったオオシマザクラとエドヒガン野生種の交配種ではなく、オオシマザクラとエドヒガン系園芸品種のコマツオトメとの交配種であること分かりました。

中村郁郎さんたちのグループは、実際にオオシマザクラとコマツオトメを交配し、本当にソメイヨシノが生まれるか試験中だそうです。ソメイヨシノが生まれるかどうか楽しみです。


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ハイキングコースのスミレ 
Viola grypoceras, grypoceras v. exilis & ovato-oblonga

いつも行くハイキングコースで普通に見かけるスミレです。


タチツボミスミレ(Viola grypoceras:スミレ科スミレ属)が乱舞していました。タチツボミスミレは苔ぐらいしか育たない、陽も差さない薄暗い所(特に朝方はシャッター速度が極端に低くて写真がブレ勝ちです)でも育つようです。かなりの耐陰性を持っているようです。他の植物と競争するのが嫌いなのかもしれません。

Vgrypoceras8



これはコタチツボスミレ(Viola grypoceras v. exilis:スミレ科スミレ属)です。
花の大きさはタチツボスミレと変わりませんが、葉が花より小さいのが特徴で、花期以降もこのサイズはほぼ変わりません。この3種のスミレの内、一番咲くのが遅いようです。場所によっては、まだ蕾の所もありました。

Vgrypocerasexilis2


Vgrypocerasexilis3



ナガハノタチツボスミレ(Viola ovato-oblonga:スミレ科スミレ属)です。
タチツボスミレより葉の長さが長く、特に花期以降はさらに長くなっていきます。
ナガハノタチツボスミレがタチツボスミレと棲み分けができて、コースの途中からタチツボスミレが消えて、ナガハノタチツボスミレに変わっていきます。棲み分けができているのは耐陰性の差かもしれません。
葉色も緑青色のような緑で、葉の葉脈に沿って赤い斑が入っています。

Vovatooblonga3


Vovatooblonga4

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