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2010年4月 5日 (月)

純白のプリムラ 
Primula x loiseleurii 'Aire Mist'

プリムラ・ロワズルーリィ「エアーミスト」(Primula x loiseleurii 'Aire Mist':サクラソウ科サクラソウ属)が咲きました。

種小名の前に「x」がついているのでロワズルーリィが交配品種であることが分かります。ロワズルーリィはプリムラ・アリオニィ(Primula allionii)とプリムラ・アウリクラ(Primula auricula)を交配したプリムラにつけられます。

プリムラ・アリオニィの学名は、正式には Primula allionii Loiseleur と表記されますが、最後の Loiseleur とあるのが命名者で、19世紀の仏国の植物学者のロワズルールさんです。
プリムラ・アリオニィを片一方の親に持つこの花には、アリオニィの命名者のロワズルールさんに因んだ名がつけられているということです。

プリムラ「エアーミスト」は1980年代にイギリスのピーター・リスター(Peter Lister)さんによって生み出された、プリムラ・アリオニィの白花(Primula allionii alba)とプリムラ・アウリクラ「ブレアーサイド・イエロー」(Primula auricula 'Blairside Yellow')との交配種といわれています。

中心部まで白いのはプリムラ・アリオニィは白い目の血を引いているからでしょう。
プリムラ・アウリクラ「ブレアーサイド・イエロー」はプリムラ・オウリキュラの選抜品種で、オウリキュラより小型で、花茎が短いという特徴があります。
3cmほどの大きな花を咲かせますが、10cmほどの背丈はプリムラ・アウリクラ「ブレアーサイド・イエロー」の血です。


Pairemist1


Pairemist2


Pairemist3

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芝生の中のリンドウ 
Gentiana squarrosa

神戸市中央区にある水道局の施設に芝を張った空き地(時間開放の公園)のコケリンドウ(Gentiana squarrosa:リンドウ科リンドウ属)が2週間前から咲き出し、今満開になっています。

例年より早く見に行ったので、芝は芽吹いておらず、背の低いコケリンドウがよく観察できました。
花の大きさは約1cm、背丈は苔とつくだけあって3〜5cmです。秋に芽吹き、寒い冬を耐え、春一番に花をつけ、梅雨の頃には枯れてしまう二年草です。

こんな低い背丈の植物ですから、荒れ放題の草地なら、いつの間にかに消えてしまうと思うのですが、
公園の芝がきれいに刈り込まれているから、毎年ここで出逢えるんでしょうね。
同じ敷地に植えてある大きなソメイヨシノは満開で、多くの人がいましたが、この小さな花に気がつく人いないようです。


Gentianasquarrosa6


Gentianasquarrosa7


Gentianasquarrosa8

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