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2010年4月10日 (土)

純白のスミレ 
Viola keiskei

純白のマルバスミレ(Viola keiskei:スミレ科スミレ属)が、他の植物のポットに紛れ込んで咲いていました。

マルバスミレは本州の太平洋側から屋久島まで、朝鮮半島にも分布しているようです。マルバスミレの唇弁には紫の筋が入りますが、これは筋のないの純白種です。唇弁には筋のようなものがうっすら見えます。

種小名のケイスケイ(keiskei)は明治の植物学者、東京大学教授で小石川植物園を監督した伊藤圭介(1803-1901)さんに因みます。

葉は明るい緑色で、丸い逆ハート型、丸みを帯びた大きな鋸歯があり、葉先は鈍頭です。
マルバスミレは側弁に毛がありませんが、この個体は申し訳程度に僅かですがあります。
花柱(雌しべの咲き)が三角形(カマキリの頭形)をしています。


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エキゾチックなスミレ 
Viola diffusa ssp. tenuis

暖かくなって急にヤマツクシスミレ(Viola diffusa ssp. tenuis:スミレ科スミレ属) が咲き出しました。

熊本県や鹿児島県に自生しているツクシスミレ(筑紫菫:Viola diffusa:スミレ科 スミレ属)の亜種なので、「ヤマツクシスミレ」という和名が付いたのだと思いますが、山には咲いていません。台湾や東南アジアなどに自生する南方系のスミレです。

葉の表面には白い毛が目立ち、ざらざらした感じです。ロゼッタでべったり地面にへばりつき、四方に向かって拡がっていきます。距は非常に短いです。

ヤマツクシスミレとツクシスミレの違いは大きさにあります。それ以外にはヤマツクシスミレには側弁に毛がありますが、ツクシスミレにはありません。


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