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2010年5月 2日 (日)

シスキューのコチレドン 
Lewisia cotyledon

レウィシア・コチレドン(Lewisia cotyledon:スベリヒユ科レウィシア属)が咲きました。

カリフォルニア州北西部からオレゴン州南西部に横たわるシスキュー(Siskiyou)山脈のレウィシア・コチレドンです。これも4年目にやっと咲きました。

シスキュー山脈はシスキュー峰(2,178 m)など2000mを超える峰が連なる山脈で、北はクラマス(klamath)山脈、南はクレセント市までの範囲に広がっています。

レウィシア・コチレドンには5種の変種が知られています。レウィシア・コチレドン・コチレドン(Lewisia cotyledon v. cotyledon)は葉に鋸歯がないのですが、これには細かい鋸歯があるのでレウィシア・コチレドン・コチレドンではないようです。たぶんレウィシア・コチレドン・ヘクネリー(Lewisia cotyledon v. heckneri)で、カリフォルニア州北西部の自生種だと思います。

クラマスーシスキュー地域は緑の多いところで、東部はやや乾燥していますが、西部の渓谷は年間2500mmもの降雨(雪)量があり、生物多様性に富んでいます。ですのでこのレウィシア、結構水が好きなのかもしれません。


Lcotyledonssk1


Lcotyledonssk2


Lcotyledonssk3

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黄金色のオウムの嘴 
Lotus maculatus

ご近所の玄関先でロツス・マクラツス(Lotus maculatus: マメ科ロツス属)が咲いていました。

マメ科植物は旗弁(後ろに立っている花弁)、翼弁(左右に開いている花弁)、竜骨弁(下側から前に突き出している花弁)からなる蝶形花を形作るものが多いですが、ロツス属は一番下側の竜骨弁が合わさって筒状になり、先が動物の爪状になっています。
このような特殊な形状の竜骨弁をオウムの嘴(くちばし)になぞらえてこの仲間の英名はパロッツ・ビーク(Parrot's Beak )で、ロツス・マクラツスは黄色いのでゴールデン・パロッツ・ビークといいます。

ロツス・マクラツスはカナリア諸島のテネリフェ島原産で、赤い花をつけるロータス・ベルテロティー(Lotus berthelotii)はカナリア諸島のベルデ岬島原産です。2種とも旗弁は細く、竜骨弁同様動物の爪状になり、後ろに反りかえっています。

半耐寒性(0℃以上)で、葉や茎に銀白色の微毛が生え、匍匐する蔓性多年草です。


Lotusmaculatus1


Lotusmaculatus2

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