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2010年5月11日 (火)

ブルーのボール 
Gilia capitata

少し前からギリア・カピタタ(Gilia capitata: ハナシノブ科ヒメハナシノブ属)が咲いています。

ギリア・カピタタは北米アラスカから北部メキシコにかけて分布しています。日本では秋に蒔くと5月ごろに咲く二年草です。

ハナシノブのような先が5裂する明るいブルーの小さな花を50〜100個もボール状につけています。白やピンクの花をつける品種もあるそうです。

同じギリアでもギリア・トリコロル(Gilia tricolor)とは雰囲気の異なる花を咲かせます。しかし雄しべの付き方が同じで、どちらも花口部から葯が飛び出しています。

和名はタマザキヒメハナシノブ、現地ではbluehead gilia とか blue field gilia と呼ばれています。

なお日本では Gilia reptantha と称されて流通していますが、この名では日本のサイト以外はヒットしません。カピタタ(capitata)とは「頭状花序の」という意味で、レプタンサ(reptantha)は「匍匐性の」という意味です。どんな見方をしても這い性があるとは思えません。


Giliareptantha2


Giliareptantha3


Giliareptantha1


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花色の変わるレウィシア 
Lewisia 'George Henley'

レウィシア「ジョージ・ヘンリー」(Lewisia 'George Henley'::スベリヒユ科レウイシア属)が咲きました。

ジョージ・ヘンリーはレウィシア・コチレドン・ホウェリ(Lewisia cotyledon v. howellii:スベリヒユ科レウイシア属)とレウィシア・コロンビアナ・ルピコラ(Lewisia columbiana v. rupicola:スベリヒユ科レウイシア属)の交配種で、英国西サセックス州の1950年にイングワーセン社のバーク・ファーム・ナセリー(Birch Farm Nursery, Ingwersen )で作出されました。

ジョージ・ヘンリーという名は、ナセリーの責任者で、この花を紹介した人物の名前に因んでいます。

陽の元ではアプリコット色に見える煉瓦色の花を多数花茎につけます。完全に開く少し前は煉瓦色、咲いてしばらくすると濃いピンクに変わっていきます。1978年のチェルシーフラワーショーで入賞しただけあってただ者ではありません。
レウィシアは花が開いて1日たつと雌しべの先が割れます。雌しべの先が割れていない花と割れている花の色の違いがお判りいただけますか。

コチレドンと同じように花茎を伸ばしてその先にコチレドンと同じ大きさの花をつけます。葉はコチレドンのような形の葉ですが、レウィシア・コロンビアナの血が入っているので、小振りです。


Lgeorgehenley1


Lgeorgehenley3


Lgeorgehenley2

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