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2010年5月18日 (火)

チベットのオダマキ 
Aquilegia rockii

アクイレギア・ロッキィ(Aquilegia rockii:キンポウゲ科オダマキ属)が咲きました.

四川省とその南の雲南省、および両省の西側から、そこに接するチベット自治区東部にかけての海抜2500〜3500m級の高地で見られるオダマキで、1946年に分類確定された、比較的新しいオダマキです。

フウリンオダマキ(Aquilegia ecalcarata)とオオヤマオダマキの小型種(Aquilegia oxysepala v. kansuensis)との交配種と推測されています。

比較的小型で、径3cmほど、赤紫色のスリムな姿で、咲き始めは花弁のエッジが黄色をしています。
咲き始めは横向き、徐々に下向きになります。
種小名(rockii)は、シャクナゲを中心に中国の植物を収集したオーストリア系米国人ジョセフ・ロック(Joseph Rock)さんに因んでつけられました。


Aquilegiarockii4


Aquilegiarockii5


Aquilegiarockii6

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ピンクのハリエンジュ 
Robinia hispida

ご近所に鉢植えのハナエンジュ(花槐:ロビニア・ヒスピダ:Robinia hispida:マメ科ハリエンジュ属)が咲いていました。

ハリエンジュの仲間は北米から中央アメリカにかけて20種ほどが知られています。
日本で見かけるハリエンジュの仲間は下2枚の写真のような白いハリエンジュ(針槐:Robinia pseudoacacia:マメ科ハリエンジュ属)がほとんどですが、こんなピンクのハリエンジュがあります。

北米に自生するハリエンジュで、背丈2mまでの藤のように垂れる樹形の木です。ローズアカシア(Rose acacia)という現地名があり、5月頃に淡紅色から淡紫紅色の花をつけます。
枝や葉柄に茶褐色の棘のような毛を密生させていますが、ハリエンジュにはこのような毛は生えていません。

ここ六甲山ではハリエンジュは禿げ山対策に植えられた木で、この時期には山の至る所で白い花をつけています。しかし人間って身勝手ですね。あまりの繁殖力に国は「要注意外来生物」にも指定し、河川敷のハリエンジュの駆除に乗り出しています。


Robiniahispida1


Robiniahispida2


Robiniahispida3


Robiniapseudoacacia9


Robiniapseudoacacia10

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