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2010年5月21日 (金)

ピンクのシナワスレナグサ 
Cynoglossum amabile

ピンクのシノグロッサム(シノグロッスム)・アマビレ(Cynoglossum amabile:ムラサキ科オオルリソウ属)が咲いています。

オオルリソウ属は温帯を中心に70種が知られています。忘れな草を大きくした花ですが、背丈の高いものが多く、多くは50〜80cmほど、種類によっては1mにもなるものがあるようです。

普通に目にするシナワスレナグサ(支那勿忘草)と呼ばれているのはシノグロッサム(シノグロッスム)・アマビレで、中国南西部に分布する2年草です。
5mmほどの花は、碧色を基本に白、ピンク、紫の花色がありますが、このピンクはリラ色からローズレッド色まで幅広い色が現れ、グラディエーションをなしています。

耐寒性がありますが、暑さには弱く、また直根性なので移植を嫌います。

英語名でチャイナ・フォゲット・ミイ・ノット(Chinese forget-me-not) の他に「中国の犬の舌 (Chinese hound's tongue )」と呼ばれるのは、学名の Cynoglossum がギリシャ語の kyon(犬)+glossa(舌)を語源としているからです。葉の形が犬の舌に似ている種類があるそうです。


Cynoglossumamabile1


Cynoglossumamabile2


Cynoglossumamabile3

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ウサギの耳のような花 
Jamesbrittenia microphylla

ご近所にジェームズブリテニア・ミクロフィラ(Jamesbrittenia microphylla:ゴマノハグサ科ジェームズブリテニア属)が咲いていました。

まだ日本には馴染みのない植物なので、ヤメスブリッテニアとかジャメスブリテニアとか呼ばれています。定まった読み方はないですが、英国の植物研究者ジェームズ・ブリテン (James Britten,1846-1924)さんに因んだ名で、その国の発音通りの呼び方をする習慣がありますので、そのように呼ぼうと思います。

アフリカ大陸からインドにかけて80種ほどが知られており、その内74種が南アフリカに分布しています。ステラ(Sutera:以前の名はバコパ)に近縁の植物です。

以前からよく知られているのが、葉が卵形で赤い花を咲かせる這い性のジェームズブリテニア・ブレビフローラ(Jamesbrittenia breviflora)です。

これはミクロフィラという種小名が示すように、ジェームズブリテニアの葉の小さな種類で、最近見かけるようになってきました。匍匐し、そこから少し立ち上がる性質があります。

花は上弁が2裂、下弁が3裂し、上弁がウサギの耳のような花形です。花の色は藤色からピンク色をしていて、花の喉部が少し筒状になっています。
南アフリカのケープ州東部に分布し、現地ではワイルドフロックス(Wild phlox)と呼ばれています。


Jamesbritteniamicrophylla1


Jamesbritteniamicrophylla3


Jamesbritteniamicrophylla2

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