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2010年5月24日 (月)

ヒレハリソウってなに? 
Symphytum officinale

ご近所にヒレハリソウ(鰭玻璃草 :Symphytum officinale:ムラサキ科シンフィツム属)が咲いていました。

ヒレハリソウは、英名のコンフリー (Comfrey) で知られている多年生草木です。
ヨーロッパ・西アジア(コーカサス地方)、シベリア西部が原産地で、明治中期に日本に園芸植物として渡来しています。

高さは40cmから1m程度で、全株に白い粗毛があります。株の大きさに比べて小さな白から紫色の筒状の花をつけます。花の先が5裂して反転し、釣鐘のように見えます。

種小名オフィシナレ(「薬用の」)からわかるようにヨーロッパではハーブとして利用されており、根は下痢や出血時に用いられたようです。
なお和名の鰭は、葉の付け根が茎に流れ、そこがヒレ状になっており、そのことを指しています。玻璃草は瑠璃草(ルリソウ)の白花種のことです。

日本でも昭和40年代に健康食品として一時期大ブームとなり、ある年齢以上の人には、花は知らなくてもコンフリーという名には馴染みがあるはずです。しかし肝臓に対する健康被害が知られるようになってからは、食品としては禁止されています。


Symphytumofficinale1_2


Symphytumofficinale2


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マーガレットアイビーの花 
Senecio macroglossus

ご近所にセネシオ(セネキオ)・マクログロッスス(Senecio macroglossus:キク科セネシオ属)が咲いていました。

マーガレットアイビー(アイビーマーガレット)の名で流通してる南アフリカ原産のキク科蔓植物です。ケープアイビー(Cape-ivy)やナタールアイビー(Natal-ivy)と呼ばれていることから推測できるように、南アフリカのクワズール・ナタール州(東海岸)から西ケープ州(西海岸)の森林や林縁に分布しています。
種小名のマクログロッススは「大きな舌(macro=大きい + glossa=舌 )」という意味です。

ウコギ科のアイビー(Hedera helix)とよく似た形ですが、葉が肉厚で、光沢があります。斑入り葉も流通しています。
花はクリームがかった黄色(いわゆる硫黄色)でスマートな姿をしています。冬に咲く花ですが、屋外に置いていると秋と春に咲くようです。


Seneciomacroglossus1


Seneciomacroglossus2


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