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2010年6月 4日 (金)

小さな小茄子 
Lysimachia japonica v. minutissima

ヒメコナスビ(姫小茄子:Lysimachia japonica v. minutissima:サクラソウ科オカトラノオ属)が咲きました。

コナスビは道ばたや庭に普通に見られる小さな多年草ですが、ヒメコナスビは屋久島の1500m以上の山地の林際で見かける植物で、ヤクシマコナスビとも呼ばれています。

葉は匍匐する茎に密生して対生し、小さな先の尖った長さ1cmほどの広卵形をしています。
葉の腋に、コナスビより小さい直径5~7㎜の黄色の花を1個ずつつけます。

しかしこのヒメコナスビ、植えたこともなく種を蒔いたこともありません。このような珍しい植物の種が、どこかから飛び込んできたとも思えません。屋久島スミレのポットでしたから、その土から?でもこの用土は自家製です。不思議でなりません。


Lysimachiaminutissima1


Lysimachiaminutissima2


Lysimachiaminutissima3

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白いアカンサス 
Acanthus mollis f. alba

花茎が50cmにもなっていませんがアカンサス・モリス・アルバ(Acanthus mollis f. alba:キツネノマゴ科アカンサス属)が咲きました。

アカンサス属は30種ほどが知られており、地中海沿岸を中心に分布しています。
アカンサス・モリスは地中海沿岸から西南アジア、北アフリカ分布し、羽状に裂けた大きなツヤのある美しい葉を持つ多年草です。
このアカンサス・モリス・アルバはその白花種です。

花は上唇が退化していた唇形花で、白い花弁(要するに下唇弁)を覆っているカバーは萼です。普通種の萼は紫に染まりますが、白花種の萼には色が乗りません。

雄しべは萼と下唇弁の間にあり、葯には白い毛が生え、花糸は波状にうねっています。
雄しべに混ざってうねっていない花柱が見えますが、それが雌しべです。
花弁の下に棘のある苞葉(画像をクリックすると大きい写真になり、それがよく分かります)があり、花びらを支えています。この棘のある苞葉がアカンサスという学名の由来です。

一番下はご近所に咲いていた普通種のアカンサス・モリスです。私のところ同様、まだ背が低く、花茎の高さは50cmほどです。萼が紫がかっている方が目立ちますね。


Acanthusmollisa1


Acanthusmollisa2


Acanthusmollisa3


これが普通種のアカンサス・モリス

Acanthusmollis4

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