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2010年6月 5日 (土)

斑入りの春咲き秋明菊 
Anemone canadensis f. variegata

斑入りのアネモネ・カナデンシス(Anemone canadensis f. variegata:キンポウゲ科イチリンソウ属)が咲いています。

アネモネ・カナデンシスは、その名から見当がつくように、カナダ南部から、米国北東部にかけて分布しています。
一番下の写真のように春の葉が出た頃にグリーンに黄色の斑が入ります。残念なことには、花の頃は普通の葉に変わってしまいます。

私がもっとも美しいと思えるのはこの開いたばかりの時です。
葯はまだ開いてなく、艶のあるグリーン、雌しべの塊ははっきりとした鱗状で、先端が半透明です。この組み合わせがお気に入りです。アネモネに惹かれるのはこの瞬間が好きだからでしょう。
真ん中の写真のように、完全に開いてしまうと、この緊張感が無くなります。
白い3〜5cmほどの5弁の花びら(萼片)と中心部分が美しいコントラストを作っています。


Acanadensis7


Acanadensis8


この写真だけ2010年4月10日撮影

Acanadensis9

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茎しかない?エニシダ 
Spartium junceum

ご近所に、鉢植えのレダマ(麗玉:Spartium junceum:マメ科スパルティウム属)が咲いていました。

レダマは南ヨーロッパ、北アフリカ、シリア西部原産の高さ3mほどの低木ですが、米国中西部や南米、オーストラリアなどにも帰化しています。
日本には江戸時代初期に渡来しましたが、日本の気候にあまり合わず、短命といわれています。
エニシダ属やヒトツバエニシダ属によく似ていますが、1枚目の写真の後ろに見える蕾に着目して下さい。このように花苞のようになって蕾を包んでいる萼が特徴です。

葉は茎より少ないといわれ、狭楕円形で細く、よく見ないと茎と区別できません。葉の代わりに、明るい緑色をした枝が光合成を助けています。

属名のスパルティウムは紐を作るのに適した植物のギリシャ名に由来し、種小名ジュンセウムは「イグサに似た」という意味で、イグサのように細い葉を紐として使っていたことがわかります。


Spartiumjunceum1


Spartiumjunceum2


Spartiumjunceum3


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