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2010年6月 8日 (火)

バイカウツギ3種 
3 species of Philadelphus

あちらこちらにバイカウツギ(フィラデルフス)が咲いていました。
バイカウツギの仲間は北米、メキシコを中心に、日本を含むアジア、ヨーロッパに30種が知られています。花弁は4枚で、花色は白、多くは落葉樹です。

フィラデルフス ・コロナリウス(Philadelphus coronarius:ユキノシタ科バイカウツギ属) です。
ヨーロッパ南東部、西アジアに分布する落葉低木で、多くの園芸品種の親になっています。セイヨウバイカウツギという和名があります。
花の大きさは3cmほどで、芳香があり、そのせいか英名はモック・オレンジ(Mock orange:まがい物のオレンジ)です。
この個体は萼は4裂していますが、花弁は5枚、雄しべが花弁化しています。


Philadelphus_coronarius1


Philadelphus_coronarius2



バイカウツギ「バックリーズ・クイル」(Philadelphus 'Buckley's Quill':ユキノシタ科バイカウツギ属)という八重咲き品種です。
1961年にカナダのオタワ農業研究所で作出された品種で、Philadelphus × lemoinei 'Frosty Morn' と Philadelphus × cymosus 'Bouquet Blanc'を交配したものといわれています。
バックリーズ・クイルとはバックリーの糸巻きということです。


Philadelphusbuckleysquill1


Philadelphusbuckleysquill2



バイカウツギ「ベル・エトワール」(Philadelphus 'Belle Etoile':ユキノシタ科バイカウツギ属)です。
Philadelphus x purpureomaculatus の実生で生じたといわれています。3倍体なので5cmほどの大きさの一重の花を咲かせます。中心付近にピンクが入ります。


Philadelphusbelleetoile1


Philadelphusbelleetoile2


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白いブローディア 
Triteleia hyacinthina

公園にトリテレイア・ヒアシンシナ(Triteleia hyacinthina:ユリ科トリテレイア属 )が咲いていました。

トリテレイア属は、以前ブローディアエア属 (Brodiaea) に含まれていたので、園芸的には「ブローディア」で流通しています。同じブローディアエア属に分類されていたことのあるハナニラ属 (Ipheion)とよく似た花を咲かせます。
トリテレイア属は北米大陸のカナダからカリフォルニアの太平洋側に14種が知られてます。

トリテレイア・ヒアシンシナはカナダのブリティッシュコロンビア州からアメリカのカリフォルニア・ネバダ州北部にかけて分布しており、現地でホワイトブローディア(White brodiaea)と呼ばれています。白い花弁で、薄っすらと黒っぽいラインが入っています。裏から見ると、蕾にも入っている緑の筋がうつっているんですね。

トリテレイア属は、多くはアガパンサスを小さくしたような姿なので姫アガパンサスと呼ばれることがありますが、色が違うせいかヒアシンシナは小さなアガパンサスのようには見えません。


Triteleiahyacinthina1


Triteleiahyacinthina2


Triteleiahyacinthina3


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