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2010年7月25日 (日)

ピンクのワレモコウ 
Sanguisorba tenuifolia v. parviflora

ご近所の庭先にピンクのワレモコウ(Sanguisorba tenuifolia v. parviflora:バラ科ワレモコウ属 )を見かけました。

写真を見ていただくとわかりますが、このピンクのワレモコウは雄しべが長く、花から飛び出して目立っています。これはコバナノワレモコウ( Sanguisorba tenuifolia v. parviflora) の特徴です。
コバナノワレモコウの葉(小葉)は粗い鋸歯のある細長い形をしています。
花は白色ですが、ピンクや紅色もあります。
花は穂状に密についた花序の先の方から開いていきます。花後宿存性の萼が紅色がかってきて、ピンクに見えます。

ところで・・・・・どうでもいいことなんですが・・・・・
ネットで検索するとピンクのワレモコウに「ピンクタンナ('Pink Tanna')」という品種があります。
その学名が Sanguisorba officinalis 'Pink Tanna' となっています。

Sanguisorba officinalis はワレモコウのことです。ワレモコウは雄しべは萼片より短く、雄しべは花の外には飛び出しません。またワレモコウの花は暗紅色ですが、花には花弁はなく、花弁のように見える萼片で、常に(開く前から)暗紅色です。
葉は鋸歯のある楕円形か長楕円形です。
「ピンクタンナ」の写真をいろいろ調べてみても、この特徴と違っています。「ピンクタンナ」はコバナノワレモコウの園芸種(ピンクの花の選別種)で、学名は Sanguisorba tenuifolia v. parviflora ではないかと思います。

大手の山野草販売業者が間違った学名をHPに掲載していて、親ガメ転けたら孫ガメまで転けてしまっているのかなと思っています。ネット情報、知識の怖い所です。


Sanguisorbapinktanna1


Sanguisorbapinktanna2


Sanguisorbapinktanna3

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