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2010年8月13日 (金)

日本のゲウム 
Geum japonicum

山に近い藪にダイコンソウ(大根草:Geum japonicum:バラ科ダイコンソウ属)が咲いていました。

ダイコンソウ属は主として北半球の温帯と亜寒帯を中心に約50種が知られています。雌しべの柱状部分(花柱)が花(受粉)後も残り(宿存し)、さらに伸びるという特徴を持っています。

ダイコンソウは日本、さらに中国にも分布する多年草で、明るい渓谷や雑木林の中などで見られます。背丈は80cmまでで、茎の先端に花をつけるので、よく目につきます。
羽状複葉の根出葉が大根に似ているのでこの和名がついたと言われています。

ダイコンソウはダイコンソウ属と特徴である花柱の宿存性に加え、花柱の先の方に関節があり、花柱の先がS字状に曲がっています。
この構造は種子が熟すまではひっつき虫にならないようになっていると言われています。
熟した頃に先端が脱落して鉤状となり、服や動物の毛にくっつくようになります。


Geumjaponicum1


Geumjaponicum2


Geumjaponicum3

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