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2010年8月19日 (木)

葉が目立たないハナチョウジ 
Russelia equisetiformis

ご近所にハナチョウジ(花丁字:ラッセリア・エクイセティフォルミス:Russelia equisetiformis:ゴマノハグサ科ラッセリア属)が咲いていました。

ラッセリア属は熱帯アメリカを中心に分布する常緑の低木で、いずれも先が5裂する筒状の花を咲かせます。
なお属名の読み方は18世紀の英国の博物学者ラッセル(A. Russel)に因みますので、ルッセリアではなくラッセリアとなります。

ハナチョウジはメキシコ原産の、1mほどの背丈の低木で、葉は小さく退化し、節の所に3〜5枚が輪生しています。
種小名のエクイセティフォルミスは「木賊(トクサ)の形をした」という意味で、茎の特徴を指しています。

橙紅色の長さ2.5〜3cmの花は周年咲いているようで、葉腋に1~3個の花がかたまってつきます。茎も花と一緒に下垂します。

沖縄では逸出して帰化植物化していますが、この辺でも屋外で越冬するようです。

赤い花で丁字とつくメキシコ原産の植物にはベニチョウジ(ケストルム・エレガンス:Cestrum elegans:ナス科キチョウジ属)があり、この花も年中咲いています。

同じゴマノハグサ科で花の形がよく似ている植物にフィゲリウス・アエカリス(Phygelius aequalis:ゴマノハグサ科フィゲリウス属)があります。
ハナチョウジと同じように筒状の花で、先が不均等に5裂しています。ハナチョウジは雄しべが飛び出しませんが、フィゲリウスは飛び出しています。


Russeliaequisetiformis1


Russeliaequisetiformis2


Russeliaequisetiformis3

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