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2010年8月21日 (土)

コウモリの顔のクフェア 
Cuphea llavea 'Tiny Mice'

ご近所にクフェア・ラベア「タイニーマイス」(Cuphea llavea 'Tiny Mice':ミソハギ科クフェア属)が咲いていました。

クフェア属はメキシコや熱帯アメリカを中心に250種が知られています。多くは常緑の小低木です。
クフェアというとこの時期はメキシコハナヤナギという和名を持つクフェア・ヒソピフォリア(Cuphea hyssopifolia)が流通しています。

クフェア属は長い筒状の萼があり、萼の先は6裂しています。基本的に花弁は6枚ですが、全くなかったり、ご紹介するような「タイニーマイス」は2枚だったりします。

「タイニーマイス」の原種であるクフェア・ラベアはメキシコやジャマイカ原産の60cmまでの背丈の小低木で、蝶やハチドリなどに蜜を提供しています。英名は「コウモリ顔のクフェア(Bat-faced cuphea)」と呼ばれています。

「タイニーマイス」は先が紫色の長い萼筒を持ち、その口部から上向きに鮮紅色の2枚の花弁を出します。
雄しべは10本ほどあり、花糸には紫色の毛が生えています。その内の数本が花糸の毛の間から白い葯をのぞかせます。
それが目や口のようで、ミッキーマウスの顔に見えます。「小さなネズミ達(タイニーマイス:Tiny Mice)」という名がついた理由もわかります。

しかし花弁の付け根が紫ですので、それが小さな耳に見え、私には気味の悪いコウモリの顔の印象が強いです。

なお種小名の読み方ですが、Canonigo Pablo de La Llave(1773-1833)というメキシコの博物学者(神父)に因んだものならリャーベアと読むのが正しいのですが・・・・・詳しいことはわかりません。


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Cupheatinymice3


Cupheatinymice2

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