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2010年9月 1日 (水)

小さいマドロスパイプ 
Aristolochia debilis

ご近所にウマノスズクサ(馬の鈴草:Aristolochia debilis:ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属)が咲いていました。

ウマノスズクサは河原敷など日当たりの良い場所に普通に生えていますので、日陰のナンテンに絡んで咲いているとは思いもよりませんでした。昨年秋に見つけたのですが、晩秋には地面から何もでていませんでした。その時は引き抜かれたと思ったのですが、地上部が枯れてしまったようです。

今年は6月頃にナンテンに絡んでいるところを見つけたのですが、花を確認することはできませんでした。先日見に行くと花が1輪といくつかの蕾がついていました。

花弁のように開いているのは萼で、花弁は退化してしまって、ありません。
パッと見では花の構造がどうなっているかよく分かりませんが、受粉を確実にする構造になっているようです。
付け根の球状部分に雄しべと雌しべが収まっていて、ここまで虫を誘い込み、このダイニングルームにしばらく閉じ込めるようです。

ラッパ状に開いた先端部分には硬そうな毛が生えています。また萼の上端部は後ろに巻き込んでいます。

アリマウマノスズクサ(有馬馬の鈴草:Aristolochia onoei:ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属)に比べると、「弱小な、脆弱な(debilis)」という種小名通り、花が長さ3cmほどで小さく、色も地味で目立ちません。


Aristolochiadebilis1


Aristolochiadebilis2


Aristolochiadebilis3

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