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2010年10月 1日 (金)

萩に紛れてクコ 
Lycium chinense

宮城野萩の咲いている植え込みにクコ(枸杞:リシウム・シネンシス:Lycium chinense:ナス科クコ属)を見つけました。

クコ属は南米を中心に温帯から亜熱帯にかけて100種ほどが分布しています。
種小名から推測できるように、クコは中国原産の低木で、薬用として日本に移入されたのですが、葉の大きなものは日本固有のクコだと言われています。

中国から日本に伝えられたのは平安時代と言われており、その当時から葉を健康茶として飲用していたようです。

クコの木の前をよく散歩していたのに気がつかなかったのは、クコは萩と同じように枝垂れるからです。
萩に紛れて同じように枝垂れていたので見過ごしてきたようです。

葉を乾燥させたものをクコ茶にしたり、根の皮をはいで乾燥させて地骨皮(じこつび)という生薬に作ったり、果実を乾燥させ枸杞子(くこし)という生薬にするなど、クコは全草に薬効があるようです。

クコの花は、離弁花のように見えますが、合弁花で5裂しています。このように赤紫色をしていますが、咲いてから時間が経つと、花の色がだんだん抜けてベージュ色になります。枯れているのか、不思議な色の花です。


Lyciumchinense4


Lyciumchinense5


Lyciumchinense6

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