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2010年10月12日 (火)

雄しべを垂らすカリガネソウ 
Caryopteris divaricata

山にカリガネソウ(雁草、雁金草:カリオプテリス・ディバリサタ:Caryopteris divaricata:クマツヅラ科カリガネソウ属)が咲いていました。

カリガネソウの仲間は、ヒマラヤから日本を含む東アジアに6〜10種が知られていますが、日本ではダンギクとカリガネソウが自生しています。同じ属とは言え、この二つは花はかなり違う身なりをしていますね。

カリガネソウは全国の原野や山地に自生する低亜木、あるいは多年草で、夏には草丈 0.8〜1mになり、葉腋から集散花序に青紫色の花をつけます。
花弁は上唇は 2裂、下唇は3裂し、その真ん中の1番大きな裂片が凹み、より濃くなっています。
園芸店で売られているカリガネソウに比べると、このカリガネソウは花全体の紫色は薄いのですが、その分、花弁の縁がひだ状であることや模様の様子がはっきりわかります。
カリガネソウの花は、4本の雌しべとと雄しべが上唇に沿って上に伸び、その先が花から飛び出し、回り込むように垂れています。

種小名のディバリサタは「広い角度で分かれた」という意味で、上唇弁の裂片を指しているのではないかと思います。


Caryopterisdivaricata1


Caryopterisdivaricata3


Caryopterisdivaricata2

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