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2010年10月13日 (水)

トウモロコシのような花 
Banksia spinulosa

ご近所にバンクシア・スピヌロサ(Banksia spinulosa:ヤマモガシ科バンクシア属)が咲いていました。

オーストラリア以外にはパプア・ニューギニアまで広がっている1種を含め約80種がオーストラリアに分布しています。オーストラリア西部に60種ほどが分布しているので、気候や土質に関係しているようですが、極度の乾燥を嫌うようです。

バンクシアは葉に特徴が現れ、同定の際には重要なポイントになります。
バンクシア・スピヌロサはオーストラリア東部海岸地帯、クイーンズランドやニューサウスウエールズに分布し、秋に花をつける1.5mほどの低木です。
葉は5cmほどの杉のような線形で、「棘のようなものがある、弱棘のある」という種小名スピヌロサの意味からわかるように、葉縁に極小さな鋸歯のような棘があります。

金色の花披は4裂し、根本が花披にくっついた雄しべは4本あります。花柱は釣り針状に曲がっています。花柱は金色の他、赤や紫をしていますのでツートンカラーに見えるものもあります。

花序は花後、松ぼっくり状(木質塊:lignotuber)になります。山火事にあってそこから新芽を吹く種類がありますが、スピヌロサは種子だけ残して再生する種類です。


Banksiaericifolia1


Banksiaericifolia2


Banksiaericifolia3

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