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2010年10月30日 (土)

なぎなたの花 
Elsholtzia ciliata

昨日のアキチョウジと同じ時期に花をつけるナギナタコウジュ(薙刀香薷:Elsholtzia ciliata:シソ科ナギナタコウジュ属)が咲いていました。

ナギナタコウジュ属はアジア、ヨーロッパ、エチオピアに35種ほどが知られています。いずれも葉などをもむと、独特の強い香気を放ちます。日本にはナギナタコウジュの他、フトボナギナタコウジュ(Elsholtzia argyi)の2種が自生しています。

ナギナタコウジュは東アジアの熱帯から温帯に広く分布する一年草です。日本では全国の野山の道ばたに普通に見かけます。

花序を伸ばして一方方向にむかって淡紫色の花を密に開き、それが「なぎなた」のようなので、なぎなたと冠されています。
シソ科植物には珍しく花を包む、萼より長い苞があります。苞の外縁には毛が目立ちます。
5mmほどの長さの花は4裂し、花びらにも毛が生えていた、それが前方に飛び出しています。

属名のエルショルツアはドイツ人の医者で植物学者のJohann Siegesmund Elsholtz(1623-1688)に因みます。
また種小名シリアタは「縁毛のある」という意味で、花冠部の毛を指しています。


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