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2010年11月 1日 (月)

秋の梅の花 
Parnassia palustris

ご近所にウメバチソウ(梅鉢草:Parnassia palustris:ユキノシタ科ウメバチソウ属)の鉢植えに花が咲いていました。

ウメバチソウ属は北半球の温帯から亜寒帯に約15種が分布し、日本にはウメバチソウを含む3種が自生しています。

ウメバチソウは東アジア北部、樺太から台湾まで分布し、日本では全国の山麓から亜高山の日の当たりの良い所に生える多年草です。
湿地の草の中に生え、山麓では水田の畦に自生していることもあるようです。

柄のある根出葉はハート形で、夏から秋にかけて花茎が出てくると、その途中に茎を抱く葉を1枚つけ、先に直径2cmほどの花を1個つけます。

5本の雄しべは初めは子房に沿っていますが、時間と共に交互に外へ曲がるようになります。
雄しべと雄しべの間には5個の仮雄蕊(かりゆうずい:仮雄しべとも言います)があり、開いた手のひらのように13〜22に裂け、各裂片の先は球状の腺体になっています。

5枚の白い花弁だけではなく、沢山ある仮雄蕊の裂片が梅の花の雄しべにだぶるのでこの名があります。でも子房がここまで太るとそのイメージはないですね。

属名のパルナッシアはギリシャのパルナソス山に因みます。この山に咲く植物がウメバチソウであると思われていたためにこの属名が付けられたようです。
種小名パルスツリスは「沼地を好む」という意味です。


Parnassiapalustris1


Parnassiapalustris2jpg


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