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2010年11月14日 (日)

そばかす美人のプレクトランサス 
Plectranthus verticillatus

スエーデン・アイビーという名の観葉植物として流通しているプレクトランサス・ベルティキラツス(Plectranthus verticillatus:シソ科プレクツランツス属)が花をつけていました。

プレクツランツス(あるいはヤマハッカ。プレクトランサスと表記しながら属名がプレクツランツスなのは園芸的にプレクトランサスと呼び習わすからです)属は約100種が、アジアの熱帯、亜熱帯やアフリカ、オーストラリアに分布しています。多くは多年草で、草本だけではなく、低木もあります。

日本にはアキチョウジヒキオコシが自生していますが、プレクツランツス属は萼が上向きに1裂、前に4裂し、萼の様子がヒキオコシ(Plectranthus japonicus,Isodon japonicus,Rabdosia japonicus )と異なるので、ヒキオコシを別属にする説もあります。
花は上唇が3〜4裂し、下唇は前に飛び出します。花弁は白色で、紫色のそばかすが散っていますので、淡い紫色に見えます。

プレクトランサス・ベルティキラツスは南アフリカの原産で、耐寒性を持っています。
ほぼ円形のツヤのある葉は、厚みがあって多肉植物のようです。スエーデン・アイビーといえ壁を昇っていく性質はなく、匍匐しながら広がっていきます。
葉の裏は、茎と同じ紫色をしていて、葉脈に沿ってその色が出ていることもあります。

英名は Swedish Ivy ,Swedish Begonia ,Creeping Charlie です。スエーデン・アイビーの由来は分かりません。Creeping Charlie の Charlie にはアホとか間抜けとかいう意味もありますが、そんなニュアンスがあるのでしょうか。

ベルティキラツスは「輪生の」という意味で、異学名のヌンムラリウス(Plectranthus nummularius)は「平円板状の」という意味を持ち、両方とも葉の特徴をあらわします。


Plectranthusnummularius1


Plectranthusnummularius2


Plectranthusnummularius3


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