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2010年11月27日 (土)

裂開するムベの実 
Stauntonia hexaphylla

春に花を咲かせていた生け垣のムベ(Stauntonia hexaphylla:アケビ科ムベ属)が実を稔らせていました。

ムベ属は東アジアに約15種が知られていおり、いずれも常緑のツル植物です。

ムベは本州西部、沖縄、朝鮮半島南部、台湾、中国の温暖な地域の林縁などに生育しています。
葉は革質で光沢があり、トキワアケビとも呼ばれるように冬にも枯れません。

果実は紫色(暗紅紫色)といわれていますが、ここのムベは全て茶色、若い果実は黄土色、熟した果実は紫がかった焦げ茶色です。

またアセビと違ってムベは裂開しないといわれていますが、この通り、いくつも裂開していて、果実の中が覗けます。
5〜8cmの卵円形の果実の中は、白い果肉の中に球形の黒いタネが入っています。

属名のストーントニアは18世紀のアイルランドの医師のストーントン(Staunon, G. L.)に因みます
また種小名のヘキサフィラは「6枚の葉の」という意味で、6枚(5〜7枚)の小葉が手のひらを広げるように展開しています。


Stauntoniahexaphylla8


Stauntoniahexaphylla9

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