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2010年11月30日 (火)

晩秋のプリムラ・ダリアリカ 
Primula darialica

春に咲くはずのプリムラ・ダリアリカ(Primula darialica:サクラソウ科サクラソウ属)が今頃咲き出しました。

夏を上手く越し、涼しくなってから花茎を立てだし、この通り咲きました。

プリムラ・ダリアリカはコーカサス地方の中央や北部(カフカース山脈の西側やカスピ海西沿岸)の標高が300~900m(〜2200mという説もあります)の日陰の岩場に生えています

春に10cmほどの花茎を立て、普通は明るいピンクがかった赤い花を横向きに咲かせます。このようにピンクの花や白い花も咲かせます。1番下の写真のように、萼片が短く、さらに花弁の喉部も、萼に隠れている部分を含め萼片の1.5倍もないぐらい短いという特徴を持ちます。

葉は薄く倒卵形で、ざっくりとした鋸歯があるいうのも他のよく似た種類(例えばプリムラ・フロンドサ(Primula frondosa))と区別できる特徴です。

しかし原種プリムラが今ごろ咲くとは・・・・・

なお種小名のダリアリカはグルジアとロシア国境の近くにあるダリアリ(dariali)渓谷に因んだ名だと思います。


Pdarialica1


Pdarialica3


Pdarialica3_2


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