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2010年12月14日 (火)

葉も黄色い黄実の千両 
Chloranthus glabra v. flava

実が黄色くなるキミノセンリョウ(黄実の千両:Chloranthus glabra v. flava:センリョウ科センリョウ属)が実を付けていました。

センリョウ属は熱帯アジアから東アジアにかけて約10種類が知られています。なおセンリョウ属は雄しべの数からサラカンドラ属(雄しべ1本:Sarcandra)とクロランツス属(雄しべ3本:Chloranthus)に区別する説があります。センリョウはこの説に従うとサラカンドラ属に属します。

ヒトリシズカ(Chloranthus japonicus)やフタリシズカ(Chloranthus serratus)はセンリョウ属の草本です。

センリョウは本州から沖縄、台湾、東南アジア、朝鮮半島南部の山林の日陰に自生する常緑低木です。

葉は革質でツヤがあり波状の鋸歯があります。梅雨の頃に目立たない黄緑色の小さい花が咲き、晩秋に赤い実が付きます。このような黄色い実が付くものをキミノセンリョウと呼びます。
この個体は実だけではなく、実の付いている枝に開く葉も黄味がかっています。同じように赤い実の付くマンリョウはヤブコウジ科で、垂れ下がるように実が付きます。
また葉も、センリョウは対生、マンリョウは互生します。

種小名のグラベルは「無毛の、平滑な」という意味です。


Chloranthusglaber1


Chloranthusglaber2

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