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2011年2月 4日 (金)

節分に間に合ったセツブンソウ 
Shibateranthis pinnatifida

昨日の節分の日に、ラッキーにもセツブンソウ(節分草:Shibateranthis pinnatifida:キンポウゲ科セツブンソウ属)が咲きました。

セツブンソウは最近までエランティス(Eranthis)属でしたが、地下茎が横に伸びるヨーロッパの黄色いセツブンソウ(キバナセツブンソウ:Eranthis cilicica など)とは異なり、セツブンソウ(白い花の種類)は球状の塊茎を持つなど、エランティス属とは違った特徴を持っているのでシバテランティス(Shibateranthis)属に再分類されました。
白いセツブンソウは東アジアに3種が知られており、その一つが日本のセツブンソウです。

セツブンソウは関東地方以西に分布し、山裾の半日陰に生え、石灰岩地によく見かけるそうです。
1番下の写真のように、早春に球状の塊茎から蕾を包む総苞葉を出し、直径2cmほどの透き通るような白い花弁の花をつけるます。早春に咲く植物の中でもピカイチに早く花をつけます。
キンポウゲ科の常で、花弁に見えるのは萼片で、花弁は退化して、クリスマスローズのような黄色の密腺となっています。

5月の中ごろに熟し、種子を蒔いた後で地上部は枯れてしまうスプリング・エメフェラル(春の妖精)です。

属名のシバテランティスは「シバテラ」+「花」という意味で、シバテラは人名に関わる言葉だと思いますが詳しいことはわかりません。
種小名は「羽状中裂の」という意味で 葉の様子を表しています。


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Shibateranthispinnatifida4


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