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2011年3月 7日 (月)

臭いクリスマスローズ 
Helleborus foetidus

ヘレボラス・フォエチダス(フェチダス)(Helleborus foetidus :キンポウゲ科ヘレボラス属)が咲きました。

フォエチダスは東はポルトガルから西のハンガリーまで、北は英国、ドイツまでヨーロッパに広く分布する有茎種のクリスマスローズです。主に海抜2000m級の石灰岩地の落葉樹林床に自生しています。

フォエチダスという種小名は「匂いのする」という意味で、葉を傷つけると麝香の香りがするのでつけられた学名です。
麝香というよりどちらかというと悪臭で、英名も「臭い熊手のクリスマスローズ(stinking bear-foot hellebore)」というひどい名がついています。しかし葉を揉まなければ特に臭いはしません。

昨シーズンに伸ばした茎から、パステルカラーの明るい緑の蕾を沢山つけて花茎が立ってきます。花は俯いた釣鐘型で、釣鐘の口のあたりに赤い模様が入るものもあります。

古い葉は濃緑色ですが、新葉は花と同じ明るい緑白色です。古い葉柄は茎からみすぼらしく垂れさがってしまいます。

一般に短命だと思われていますが、それは根が腐葉土の影響を受けやすいからで、花が咲いた年の夏には枯れて黒くなってしまうことが多いようです。
フォエチダスは過湿に弱いので、園芸種のクリスマスローズの用土ではなく、山野草用土のような水はけの良いものが向いています。


Hfoetidus2


Hfoetidus3

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