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2011年3月21日 (月)

パシフィック・フロストの斑 
Helleborus argutifolius 'Pacific Frost'

ヘレボルス・アルグチフォリウス「パシフィック・フロスト」(Helleborus argutifolius 'Pacific Frost':キンポウゲ科ヘレボルス属)が咲きました。

コルシカ島の海抜2300mほどの山地に分布していたので、以前はヘレボラス・コルシカス(Helleborus corsicus)と呼ばれていました。
ヘレボルス・アルグチフォリウスの斑入り園芸種が「パシフィック・フロスト」で、はバンクーバー近くのパン・フロスト(Pam Frost)庭園で作出されたそうです。
アルグチフォリウスの斑入り園芸種は「パシフィック・フロスト」以外に「ジャネット・スターンズ('Janet Starnes')」が有名です。

パシフィック・フロストの葉の斑の入り方ですが、冬を越した葉、つまり古い茎の葉は濃い緑に白い点が散っています。
早春に出てくる新葉と蕾はクリーム色で、それに濃い緑の斑が点々と入ります。またクリーム色の葉の縁が紅色に染まることもあります。
他の有茎種のクリスマスローズと同様に、花が散った後、地表に新しい茎が現れると、古い茎はタネを熟した花ごと枯れてしまいます。新しい茎から出てくる葉は濃い緑で、濃緑の地に白い点が散っています。この茎で年を越すのです。
このようにパシフィック・フロストの斑は、同じ植物かと思うほど、一年を通してその様子が変わります。

なお種小名のアルグチフォリウスとは「鋭い鋸歯を持つ葉の」という意味で、ヘレボルス・アルグチフォリウスの特徴である鋭い棘のある鋸歯葉を指しています。


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