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2011年4月18日 (月)

虫のような花 
Lopezia cordata

ご近所にロペジア・コルダタ(Lopezia cordata:アカバナ科ロペジア属)が咲いていました。

ロペジア属はメキシコや中央アメリカに約20種が知られています。すべて総状花序に奇妙な花をつける多年草や低木です。

花は2枚の細い上花弁と大きな2枚の下花弁に分かれています。下花弁は基部で細くなり、しゃもじ型をしています。上花弁と下花弁の色が違う種類もあるようです。
上花弁と下花弁の形は違いますが、萼片は同じ形で4枚あります。

ロペジア・コルダタはメキシコ北部原産で、横幅1cmほどの赤からピンクの小さな花をつけます。
羽根を広げたように横向きに咲きます。白い花をつける品種もあるようです。
春から秋まで次々花を咲かせ、花後しばらくすると赤い丸い実を稔らせます。
現地では多年草ですが、園芸的には1年草の扱いです。

蚊が飛んでいるようなので、英名はモスキートフラワー (Mosquito flower)です。私にはウサギが「イナイ・イナイ・バー」をしているように見えます。

種小名コルダタは「心臓型の」という意味で、実の形を示しているものと思います。


Lopeziacordata1


Lopeziacordata2

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ラプンツェルの花 
Valerianella locusta

公園の隅っこにノヂシャ(Valerianella locusta:オミナエシ科ノヂシャ属)が咲いていました。

ノヂシャは明治の初期に渡来したと考えられているヨーロッパ原産の1〜2年草の帰化植物です。

花は日光の元では白く見えますが、淡青色で、筒型の先が5裂、雄しべは3本あり、雌しべは先が3裂しています。

ラプンツェルはヨーロッパでは普通にサラダとして食べられていて、フランス語でマーシュ (Mâche) 、英語でコーンサラダやラムズレタスなど (Corn salad,Lamb's lettuce) と呼ばれています。
それでサラダ用の菜っ葉(葉チシャ)という意味でノヂシャという和名がついたようです。
食べてみたいと思っていますが、花が咲かないことにはノヂシャかどうか分からず、いつも摘む時期を逸しています。

グリム童話のラプンツェルは、妊娠した妻に哀願されて魔女の庭のラプンツェルを摘みに入った夫が魔女に捕まり、生まれてくる子どもを渡す契約と引き替えに逃げて帰るというプロローグで始まります。
ディズニー映画の「塔の上のラプンツェル」にはこのストーリーはあるんでしょうか。
もっともディズニー映画の原題は「Tangled」で、絡み合ったといった意味で、男女2人の絡み合いがメインなんですね。


Valerianellalocusta4


Valerianellalocusta5

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