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2011年4月19日 (火)

天狗すみれ 
Viola rostrata

ナガハシスミレ(長嘴菫:Viola rostrata:スミレ科スミレ属)が咲いています。

北海道から島根県(あるいは石川県)あたりまでの日本海側の多雪地帯のスミレです。
ナガハシスミレは常緑性のスミレで、冬になっても地上部が枯れることはありません。雪の中で葉を枯らさず冬を越すのでしょう。

その長い距からテングスミレと呼ばれているように、花を見れば他のスミレと見間違うことはありません。
どういうわけか、私の所のナガハシスミレは、花弁のバランスが悪く、どうしようもなくだらしなく見えます。
 
北米東部の山地にも分布しており、米国のものが基本種で、日本には隔離分布していると考えられています。
種小名のロストラタは「くちばし状の」という意味です。


Vrostrata6_2


Vrostrata8


Vrostrata7_2

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産毛のナデシコ 
Cerastium alpinum 'Snow cotton'

ご近所にセラスチウム・アルピナム「スノーコットン」(Cerastium alpinum 'Snow cotton' :ナデシコ科ミミナグサ属)が咲いていました。

グリーンランド、カナダ、アイスランドやスカンジナビアに分布する多年草です。匍匐性があり、こんもりと、せいぜい20cmまでの高さに茂ります。
セラスチウムは英名を mouse-ear chickweed(ネズミミミ・ヒヨコグサ)というぐらい全体に軟毛に覆われています。

セラスチウム・アルピナムも Alpine mouse-ear chickweed と呼ばれていて、さらに銀色の目立つ産毛で覆われています。

こんな風に密生してクッションを作っていると、暑くなると蒸れてしまって、多分夏越の難しい植物でしょうね。


Cerastiumsnowcotton6


Cerastiumsnowcotton5


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