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2011年5月 6日 (金)

シックなオオヤマオダマキ 
Aquilegia oxysepala

オオヤマオダマキ(大山苧環:Aquilegia oxysepala:キンポウゲ科オダマキ属)が咲きました。

オオヤマオダマキは、日本本土以外には朝鮮、中国北部・東北部、シベリア東部に分布しています。

色合いの似ているヤマオダマキ(山苧環:Aquilegia buergeriana )の変種とされていましたが、ヤマオダマキが分布しない日本以外の地域にもオオヤマオダマキは分布しています。

そのような分布に違いがあったので、もともとは 独立種とされていたのですが、ある短い時期にヤマオダマキの変種扱いとなりました。しかし再び 独立種 として再分類されたということです。

ヤマオダマキの距は細く、すらりと伸びていますが、オオヤマオダマキの距は太く、内側に巻き込んでいます。オダマキの分類要件のひとつが距ですから、異なる種類とするのが当然なんでしょうね。

種小名のオキシセパラ(oxysepala)は「尖った萼片のある」という意味ですが、尖った花びらを指しているものと思います。しかしこの特徴に該当するアクイレギアは多いと思うのですが。


Aoxypetala5


Aoxypetala7


Aoxypetala6


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斑入りのボリジ 
Borago 'Variegata'

葉に斑の入ったボリジ(Borago 'Variegata', Borago officinalis f. variegata:ムラサキ科ボラゴ属)が咲いています。

ボラゴ属はヨーロッパからトルコにかけて3種(学名は20数種ありますが、異学名であったり、亜種、変種であったりし、はっきりしません)が知られています。

ボラゴ属のハーブとして広く植えられているボリジ(Borago officinalis)は南ヨーロッパ原産で、乾いた休耕田などに見かける一年草です。
園芸種としての改良がなされておらず、日本では白花種を見かける程度です。

が、英国の種子カタログで斑入り種のあることを知り、どんな斑が出るのか興味津々で注文して播いてみました。

晩秋に蒔きましたが、双葉には斑が入っていませんでした。斑入りの双葉を期待していたので、ちょっと失望しました。
年が明けた頃にポツポツと葉縁に黄色い斑が入った葉が出てきて、春にはこのような明るい緑の葉に黄覆輪掃込斑がはっきり出るようになってきました。
最近になってから葉縁に細く赤い色も入りだしました。なかなか美しい斑で、周囲を明るくしてくれます。

ボラゴの斑入り種としては「ビル・アーチャー」(Borago officinalis 'Bill Archer')が有名ですが、それ(白の掃込斑)とは斑の印象が違います。

普通種に比べると、花はすこしブルーが薄いように感じます。また全体に小型で、葉も小さいようです。
庭に植えるのには好ましいボリジです。


Boragovariegata1


Boragovariegata3


Boragovariegata2

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