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2011年5月 9日 (月)

八重の風鈴オダマキ 
Aquilegia ecalcarata f. alba-plena

八重のフウリンオダマキ(Aquiregia ecalcarata f. alba-plena:キンポウゲ科オダマキ属)が咲いています。

フウリンオダマキは中国中央部、チベットの3000m級の山地の開けた森などに自生しているといわれています。
しかしネットで検索してみても自生状態の写真は見つかりません。原種は赤紫色や濃紫でチベットの一地方、甘粛省甘南チベット族自治州の夏河県に存在すると言われています。

多分私たちが目にするものは園芸種としてイギリスで改良されたもので、そのためか園芸種の風鈴オダマキには、アクイレギア・エカルカラタではなく、セミアクイレギア・シムラトリクス(Semiaquilegia simulatrix)という学名がつけられています。
園芸種のフウリンオダマキは幾種類かのアクイレギアの交配によって生まれたと推測されます。というのは一個体の中に距が出たり、距のあるフウリンオダマキを見かけるからです。

フウリンオダマキは出回っている割には、夏越し難しさや種子の稔りにくさ、発芽しにくさなど、気むずかしいオダマキです。

背丈は花が咲きだした頃は10cm、今は花茎が伸びましたが、それでも15cmほどです。
花の大きさはフウリンオダマキですからたかだかしれていますが、1.5cmほどです。蕾の時からふっくらしていて八重咲きと分かります。

開き初めはグリーンがかったクリーム色で魅力的です。


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アルプスオダマキ 
Aquilegia alpina

アクイレギア・アルピナ(Aquilegia alpina:キンポウゲ科オダマキ属)が咲きました。

アクイレギア・アルピナは「アルピナ」という種小名が示すように高山性のオダマキです。
南西スイスから北西イタリアにかけてのヨーロッパアルプスの亜高山の牧草地では珍しくなってきたそうです。フランスのマリタイムアルプス(Maritime Alps:アルプス山脈の南西端、海よりのアルプス)では少しは目にすることができると言われています。
石灰質の湿った土地を好み、明るい茂みの中で咲いています。

背丈は15〜60cm、濃紫紺一色の花は長さ4cmほどです。
太い距はまっすぐで先の方で内巻きになります。

落ち着いた感じのオダマキですね。


Aalpina6


Aalpina8


Aalpina7


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