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2011年5月10日 (火)

ピンクと青の八重フウリン 
Aquiregia ecalcarata f.plena

昨日の八重のフウリンオダマキに続いて、こんなにタイプの違う八重のフウリンオダマキ(Aquiregia ecalcarata f.plena:キンポウゲ科オダマキ属)も咲いています。

昨日のブログで、園芸種のフウリンオダマキは幾種類かのアクイレギアの交配によって生まれたと推測されると書きました。

その根拠になっているのが一番上のピンクの八重のフウリンです。短い距が沢山あります。桃花フウリンオダマキというラベルがあるものの中に距があるものがあったので、わざわざそれを購入しました。
昨日のフウリンオダマキにピンクのルリオダマキをかければできるのではないかと思ったりします。作った方の苦労など忘れて勝手なことを妄想しています。

またその下の青花フウリンオダマキというラベルがついていたものは立派な八重のフウリンオダマキですが、時々1番下の写真のように距が飛び出したりしていました。
このフウリンオダマキなどは、フウリンオダマキとクレマチス咲きの八重オダマキを交配したのではないかと邪推しています。萼の重なり具合がよく似ています。

以前ピンクの全く距がないこんなオダマキが出回っていました。
このページのピンクのフウリンや昨日の白いフウリンと花弁が全く同じ質感です。


Aecalcaratap7


Aecalcaratap3


Aecalcaratap4


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アフガン・オダマキ 
Aquilegia karelinii

アクイレギア・カレーリニィ(Aquilegia karelinii:キンポウゲ科オダマキ属)が咲きました。

背丈は20〜80cm、花は径3.5cmほどで、花の色は紫か赤紫一色です。距は短く、内側に巻きます。

カザフスタン東部と中国国境の山岳地帯、天山山脈を中心とした中央アジアの森林に自生しています
ヨーロッパ原産のセイヨウオダマキ(西洋苧環:アクイレギア・ブルガリス:Aquilegia vulgaris)の東限の分布と重なるので、セイヨウオダマキの変種(Aquilegia vulgaris v. karelinii)として扱われたことがあります。
しかしセイヨウオダマキと分布が重なりはするけれど、距がセイヨウオダマキの半分しかないこと、そして先の尖った仮雄蕊(かりゆうずい:葯や花糸が発達せず、生殖機能をもたない雄しべ)があるという特徴から別種とされました。

花の絞り汁は、現地の一地方で筆記用のインクとして用いられたことがあったそうです。確かに花びらを揉むと指が染まりますが、これで字を書くのは・・・・・

種小名はロシアの植物学者のカレーリン(G. S. Karelin:1801 - 1872)さんに因んで命名されました。カレーリンさんは中央アジアの植物採集で著名な植物学者、探検家です。
なお英名はアフガン・オダマキ(Afghan Columbine)です。


Akarelini1


Akarelini2


Akarelini3


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