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2011年5月18日 (水)

赤い葯のチョークベリー 
Aronia arbutifolia

ご近所にアロニア・アルブティフォリア(Aronia arbutifolia:バラ科アロニア属)が咲いていました。

アロニア属は1〜3mの落葉低木で、北米に3種が分布しています。
実をつけるだけではなく、秋には紅葉し、庭木として好ましい木ですが、日本ではあまり普及していません。

アロニア・アルブティフォリアは、北アメリカ東部、カナダからミシガン、フロリダにかけて南北の広い範囲の地域の、湿地や沼地に自生しています。

散房花序に白い5弁の花を多数咲かせます。葯は葡萄色で目立ちます。
葉の表面には艶があり、裏面には毛が生えているので他の種類と区別できます。

花後に直径5mm〜1cmの赤い小さな果実がつき、秋に熟します。渋味が強いので生食には向いていないようです。
現地ではチョークベリー(chokeberry)と呼ばれていますが、このアロニア・アルブティフォリアは果実の色から特にレッド・チョークベリー(red chokeberry)と呼ばれ、他の2種は ブラック・チョークベリー( black chokeberry)とパープル・チョークベリー( purple chokeberry )と呼ばれています。


Aroniaarbutifolia1


Aroniaarbutifolia2


Aroniaarbutifolia3

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ベツレヘムの星 
Ornithogalum umbellatum & arabicum

オーニソガラム(オルニソガルム)・ウンベラツム(Ornithogalum umbellatum:ユリ科オオアマナ属)が公園に咲いていました。

アマナとはチューリップのことで、この植物に「大」がつく理由は、チューリップは大きくてもそこそこの大きさですが、オーニソガラム・マクラツム(Ornithogalum maculatum:シーオニオン( Sea Onion:海葱))のようなとても大きい種類があるので、それで「大」がつくのでしょう。

ヨーロッパ原産のオーニソガラム(オルニソガルム)・ウンベラツムを「ベツレヘムの星(Star of Bethlehem)」とするサイトが多いですが、ウンベラツムはには「鳩の糞(dave's-dung)」とか「真昼のうたたね(nap-at-noon)」というの英名がつけられているように、ヨーロッパでは「ベツレヘムの星」というイメージはあまりないのではないかと思います。キリスト教を知らない日本人の思い込みではないでしょうか。

「ベツレヘムの星」は一番下の写真、ご近所のお宅に咲いていたオーニソガラム(オルニソガルム)アラビクム(Ornithogalum arabicum:ユリ科オルニソガルム属)ですが、これが正真正銘の「ベツレヘムの星」ではないかと思います。
十字軍の遠征時にトルコから持ち帰ったアラビア半島原産のアラビクムが「ベツレヘムの星」としてヨーロッパに広まった考えています。


Ornithogalumumbellatum1


Ornithogalumumbellatum2


Ornithogalumumbellatum3



Ornithogalumarabicum4


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