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2011年5月31日 (火)

萼が特徴的なレウィシア 
Lewisia brachycalyx

レウィシア・ブラッキィカリックス(Lewisia brachycalyx:スベリヒユ科レウィシア属)が咲き終わりました。

今年は天候のせいか、レウィシアの花の付き方が悪く、花がもっと大きく開くだろうと待っていたら、少し開いただけで終わってしまい、ブログにアップするタイミングを逸してしまいました。
例年なら咲くはずの品種も、今年は咲く様子がありません。
さらに昨日までの雨で株が枯れてしまいそうです。

ブラッキィカリックスという種小名は「広く短い( brachy)萼片(calyx)の」という意味で、他のレウィシアの萼とは違っています。レウィシア・ネバデンシス(Lewisia nevadensis )によく似た萼で、そのためネバデンシス共々レウィシアに分類されずにいたことがあります。

萼は4裂し、萼の先は滑らかで、小突起状の鋸歯がありません。花は白く、4cmほどあります。
葉は分厚く、バターナイフの形をしています。


Lbrachycalyx9


Lbrachycalyx10

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優しいピンクのレウィシア 
Lewisia nevadensis 'Rosea'

レウィシア・ネバデンシス「ロゼア」(Lewisia nevadensis 'Rosea':スベリヒユ科レウィシア属)が咲き終わりました。

レウィシア・ネバデンシスはネバダ州、モンタナ州、カリフォルニア州の海抜1500〜3000mの高山に分布する夏眠タイプのレウィシアです。

レウィシア・ネバデンシスは1868年にネバダ州で発見されてから、分類が確定せず、レウィシア属に分類されたのが1990年ということです。
レウィシアの萼は王冠の先状の小さな突起があり、浅く4〜6していますが、ネバデンシスは小さな突起のない全縁で、深く2裂するというレウィシアらしくない萼をしていています。この萼の様子が最初にレウィシアに分類されなかった理由です。

ネバデンシス「ロゼア」はネバデンシスの分布地で見られるわけでなく、スエーデンのエテボリ(Gotegurg)植物園の学芸員だったヘンリック・ゼッタールンド(Henrik Zetterlund)さんが個人の庭で発見しました。
ロゼアはレウィシア・ネバデンシスとレウィシア・ブラッキィカリックスとの交配によって生じた4倍体の交配種と推測されています。

優しいピンクのレウィシアです。


Lnevadensisr9


Lnevadensisr10


Lnevadensisr11


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