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2011年6月 5日 (日)

斑入りのマドロスパイプ 
Aristlochia kaempferi f. variegata

育てて5年になる斑入りアリマウマノスズクサ(有馬馬の鈴草)というふれ込みで購入した植物に初めて花がつきました。

いつも散歩に行く山のハイキングコースの脇にアリマウマノスズクサがあり、毎年この草を探しに同じ場所に出かけます。1週間前に蕾を見つけたので、もうすぐアップしたいと思っています。

さて斑入りアリマウマノスズクサというふれ込みのこの植物、アリマウマノスズクサと大分花の様子が違っていました。
花弁がアリマウマノスズクサは反対側に強く巻き込みますが、斑入りの方は反り返っているだけで巻き込んでいません。
また開口部の奥が、アリマウマノスズクサは鮮やかな黄色一色ですが、斑入りの方は焦げ茶の豹紋模様になっています。この違いは決定的です。
両者とも基部に膨らみがある細葉(逆ミッキーマウス型)といわれているタイプで、葉はあまり変わりません。

オオバウマノスズクサもこのような細葉タイプになることもあるようなので、多分オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草:Aristlochia kaempferi:ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属)の斑入り種(Aristlochia kaempferi f. variegata)ですね。

種小名ケンペリィはドイツの博物学者、医者のエンゲルベルト・ケンペル(エンゲルベアト・ケンプファー: Engelbert Kaempfer,1651-1716) に因みます。ケンペルさんはロシア、インド、中国などを経由して1690年秋に長崎に到着し、日本の植物を調査しました。

銀杏の学名が Ginkgo となっているのはケンペルさんが Ginkio(あるいはGinkjo) を書き間違えたためです。


Aristolochiaonoeivari1


Aristolochiaonoeivari3


Aristolochiaonoeivari2


Aristolochiaonoei11

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