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2011年6月13日 (月)

ホオズキの花 
Physalis alkekengi v. franchetii

ホオズキ(鬼灯、酸漿:Physalis alkekengi v. franchetii:ナス科ホオズキ属)が空き地に咲いていました。ホオズキの実は知っていても花はあまりご存じないと思います。

ホオズキ属は多くは南北米大陸が原産で、200種が知られています。
ホオズキは、ヨーロッパ南部から中央アジアにかけてが原産地のヨウシュホオズキ(フィザリス・アルケケンギ:Physalis alkekengi)の変種で東アジア原産の多年草です。

地下茎で広がり、草丈は60~80cmで、粗い鋸歯のある葉は互生してついています。
梅雨時に葉腋から下向きに径2cmほどのクリーム色の花をつけます。
花の中心部には薄い緑の斑が入り、淡く緑がかっています。花冠は先が浅く六裂し、花冠の裏側は白い毛が生えています。

花後、残った萼が成長して果実を包みこみ、おなじみのオレンジの袋になります。

種小名のアルケケンギはアラビア語でホオズキのことです。
また変種名フランシェティは中国や日本の植物を研究し、「日本植物目録」を著したフランス人の植物学者フランシェ(Adrien René Franchet, 1834-1900)さんに因みます。
「日本植物目録」はシーボルトたちと共に来日し、精力的に植物採取をした仏海軍軍医サヴァチェ(Paul Amedee Ludovic Savatier, 1830-1891)さんとの共著です。
フラサバ草という植物にお二人の名、フランシェのフラとサヴァチェのサバが残っています。


Physalisfranchetii1


Physalisfranchetii2


Physalisfranchetii3

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