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2011年7月 8日 (金)

変わった構造のアスクレピアスの花 
Asclepias incarnata

アスクレピアス・インカルナタ(Asclepias incarnata:カガイモ科アスクレピアス属)が咲きました。

アスクレピアス属は北米とアフリカに100種類以上が分布しているといわれていて、ほとんどが灌木です。
美しいものが多いのですが、園芸化は遅れていて、我が国ではクラサビカ(Asclepias curassavica)やツベロサ(Asclepias tuberosa)以外知られていません。

アスクレピアス・インカルナタは繁殖力が旺盛で、北米の北はカナダ(マニトバ州やケベック州)から西はルイジアナ州やテキサス州、南は米国ジョージア州まで広く自生しています。

アスクレピアスは枝や葉を傷つけると白い乳液を出すので米国ではミルクウイード(milkweed)と呼ばれています。

アスクレピアス・インカルナタは現地ではローズ・ミルクウイード(Rose milkweed)と呼ばれています。
「肉色の」という意味の種小名は花の色を指しており、6mmほどの大きさのローズ色(暗いピンク)の花を4〜8cmの散形花序に多数つけます。

花には上向きの筒状の副花冠があり、副花冠から牙のように飛び出しているものは副花冠の付属物です。これの有無がアスクレピアス属とフウセントウワタ属の違いです。
白く見えているものが雌しべの柱頭で、雌しべに癒着して雄しべがあります。
とにかく変わった構造をしています。


Asclepiasincarnata5


Asclepiasincarnata6


Asclepiasincarnata7

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