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2011年7月31日 (日)

北海道では普通のオオウバユリ 
Cardiocrinum cordatum v. glehnii

北海道をドライブしていて至る所で目にしたのがオオウバユリ(大姥百合:Cardiocrinum cordatum v. glehnii:ユリ科ウバユリ属)でした。
花の時期でなければ、こんなに普通に目にすることのできる植物だと気がつかなかったでしょう。
これは樽前山の道路脇に咲いていたオオウバユリです。

本州の中部から北海道に分布し、林内や林縁に自生しています。関東以西に分布するウバユリ(Cardiocrinum cordatum v. cordatum)より大形で、花の数も10〜20個と多いのが特徴です。
背丈は1~2mくらいになり、茂みから飛び出しています。

緑白色で肉厚の花はユリのような形ですが、細長く、大きく開きません。
葉はユリ科植物としては珍しく幅広いハート形をしています。以前はユリ属だったそうですが、葉の形や付き方が違っているのでウバユリ属に移されました。

タネから花をつけるようになるまで3年から数年かかります。花をつけた株は一生を終え、しばらくして果実(莢)は羽根のついた種子を実らせ、種子は風に乗って飛んでいきます。
その株の一生はそれで終わりではなく、枯れてしまった株の横には子株が大きな葉を開いています。


Cardiocrinumcordatum5_2


Cardiocrinumcordatum6


Cardiocrinumcordatum7

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