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2012年3月20日 (火)

シベリアのスベリヒユ 
Claytonia sibirica

クレイトニア・シビリカ(Claytonia sibirica:スベリヒユ科クレイトニア属)が咲いています。

最近はホームセンターで、ディオシニア・アレチオイデス(Dionysia aretioides)やセラスチュウム・アルピナム(Cerastium alpinum)のような耐暑性のない多年性の高山植物が冬から春にかけて咲く1年草扱いで売られています。
たぶんこの花も同じように夏越しの出来ない植物で、花の時期に売り切ってしまおうという商業主義に乗せられて植物だと思いますが、商業主義に乗せられて買ってしまいました。

以前はモンティア属に分類されていた植物で、モンティア・シビリカ(Montia sibirica:スベリヒユ科モンティア属)という名で売られています。

クレイトニア属の多くは北米に26種が分布し、数種が中米に、他にヨーロッパ、アジア、ニュージーランドなどに約50種が知られています。

クレイトニア・シベリカはシベリアから北米西部にかけて分布し、林の中の湿った土地で見られます。
ロゼッタ状に長い葉柄を出し、その先に肉厚で光沢のある長さ5cmほどの全縁楕円形の葉をつけます。
ロゼッタから10cmほどの花茎を出し、総状花序に1cmほどの花を次々につけます。花はピンク一色のものや白にピンクの筋が入ったものがあります。
花弁は5枚、雄しべも5本あり、雌しべの柱頭は成熟すると3裂します。

日本でもスベリヒユを食べていたように、アメリカ先住民や開拓者もこれをスープ、サラダにして食したようです。

属名のクレイトニアは米国の植物学者クレイトン(Clayton, J. 1686-1773)に由来します。
また旧属名のモンティアはボローニアの植物学者モンティ(Montii, G. 1682-1760)に因みます。
種小名は「シベリアの」という意味で、自生地を指します。
英名は siberian spring beauty,siberian miner's lettuce(鉱夫のレタス),candy flower,pink purslane(ピンクのスベリヒユ) などです。


Claytoniasibirica1


Claytoniasibirica2


Claytoniasibirica3


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