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2012年4月 7日 (土)

バラのようなロードヒポキシス 
Rhodohypoxis baurii 'Camellia'

ロードヒポキシスの八重咲き品種、ロドヒポキシス・バウリィ「カメリア」(Rhodohypoxis baurii 'Camellia':キンバイザサ科ロドヒピキシス属)が咲いています。

ロードヒポキシス八重咲き種は半八重っぽいものは以前から知られていましたが、数年前からこのようなバラのような品種が流通しています。
「カメリア」は花弁の縁にピンクがかかるので、余計にバラのようです。中心部はクリーム色をしていて春らしい暖かい彩りです。

ロードヒポキシスは流通名をアッツ桜といいますが、千島列島のアッツ島とはなんの関係もなく、南アフリカが原産の小球根植物です。
南アフリカのドラケンスバーグ( Drakensberg)地方の海抜1100mの高地の岩場に1種が分布しています。
長さ7~8cmの白く毛羽立った細長い葉の間から花茎を出し、紅色から白色までの花を次々に咲かせます

この花は初め桃花種がヒポキシス・バウリィ(Hypoxis baurii )、白花種がヒポキシス・プラチペタラ(Hypoxis platypetala)と命名されたのですが、その構造や花色からヒポキシス属から独立し、桃花種がロドヒポキシス・バウリィ(Rhodohypoxis baurii )、白花種がその変種のロドヒポキシス・バウリィ・プラチペタラ(Rhodohypoxis baurii v. platypetala)に分類されたそうです。

属名はバラ色を意味するギリシア語のロードン(rhodon)と、コキンバイザサの仲間を示すヒポキシス(Hypoxis)、これは低いという意味のヒポ(hypo)と尖ったという意味のキシス(oxy)という言葉(尖った葉、あるいは尖った果実)からなり、「バラ色のヒポキシス」という意味です。

種小名のバウリィは、この植物を収集したドイツ人のレオポルド・バウル(Leopold Richard Baur:1827-1889 )さんの名に因みます。薬剤師で、宣教師でもあったバウルさんは1847年から10年ほどの間ケープ地方に住み、この花以外にも多くの未発見の植物(Disa baurii, Moraea baurii, Albuca baurii , Scilla baurii など)を見つけました。
英名は Rose grass です。



Rhodohypoxiscamellia1


Rhodohypoxiscamellia3


Rhodohypoxiscamellia2


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